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第5話 ページ7

「私、今日はもう帰るから。」
と言ってそれ以上の会話を避けた。

続けてたら何聞かれるか分かんないし。

言った通り、今は帰り道。


親が居なくていいとこは、
いつ帰っても、文句言われない事。

例えば、今日みたいにお昼に帰ってサボっても、
バレる事はないし、怒られない。

貴「ただいまー。」

声をかけても、返って来ないのは淋しいけど、

何かいい事があるのは、悪いことがあるのと表裏一体なんだろう。


ベッドに身を投げて、カバンの方を見た。

貴「あ、」

携帯がチカチカしてるのを見て、開いてみる。
もしかしたら大輝かもしれないなんて一瞬思った。


有り得ないけど。

だってメアド交換してないし。

テツヤだな。

他にも交換してる人はいなくないけど、
もう顔も覚えてないような人達だ。
何か用があるとは思えない。

開くと、やはり“黒子テツヤ”と表示されていた。
メールを開く。

『サボっていたでしょう?』

貴「ぅ…」

『サボってないよ。』
という文を作り、送信した。


ま、大輝に聞かれたりしたらすぐバレるけど。


携帯を閉じて、目を瞑る。

ブーッブーッ

貴「はやっ!」

『見えましたから嘘ついてもわかってますよ。
それとも青峰君に聞いて確認とりますか?』

…バレてる…。

『ごめんなさい。』

送信、と。

どちらにせよ、また説教喰らうんだろうけど。

貴「はぁ。」


ブーッブーッ

貴「謝ったじゃん!?」

ブーッブーッ

まさかの2通目!!


貴「どんだけ怒ってるんだ…。」

しょうがなく受信メールを選択する。

貴「何だ。迷惑メールか。」

知らないアドレスだ。

にしても、何かわかりやすいアドレスだなぁ…。

blueって入ってるのはきっと青が好きなんだろう。
0831は誕生日、basketballっていうのはバスケ好き…

……ん?

貴「え!嘘!!」

メールを開いてみる。

『お前ほんとに帰ったんだなwww』


貴「大輝!?」
え、な、何で!?

ま、まぁいいや…。
もう一個はテツヤに違いない。

お説教かな__?

『青峰君にメールアドレス教えました。』


知ってるよ!!!

2人とも返しようがなかったので寝た。

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設定タグ:黒子のバスケ , 青峰大輝 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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空良(プロフ) - 晴ハルさん» ありがとうございます^^こんなのに憧れちゃだめですよww (2013年11月7日 22時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
晴ハル - 空良さん» 良いなぁ高校♪高校と空良さんに憧れます♪ベタ惚れ!((マジッスw (2013年11月4日 22時) (レス) id: d047e951c8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» かっこいいですか?wありがとうございますww 私は自由な所だなって思いました^^ (2013年10月16日 16時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴 - 空良さん» ここここここここ高3!?(( …ゴホンッ。空良様マジでカッコイイッス☆尊敬します´▽` 高校って、どんな所ですか!?気になるw!! (2013年10月15日 22時) (レス) id: e496fba0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» 私部活入ってないんですよ〜! あと、高3だからどっちにしろ今の時期はやれないですね; (2013年10月12日 0時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fragrance/  
作成日時:2012年11月18日 16時

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