第37話 ページ40
貴「ち、違っ…」
青「じゃぁ何で俺のキス拒まねぇの?」
貴「それは…」
いや、赤司さんこれほんと何て答えたらいいんですか?
助けて下さいよー!
貴方が作った状況なんですから!
キーンコーンカーンコーン…
貴「…あ、授業始まった。」
青「で?」
貴「いや…」
もう赤司さん助けに来てくれないなぁ、と。
青「なぁ…」
赤司さん恨みますよ!??
最終的に自分からもっかい告白しなきゃいけないじゃないですかぁ…
貴「わ、私の好きは、」
…緊張、で、頭が働かない。
心臓の音がうるさくて何て言ったらいいかさっぱり分かんない;;
貴「私、が大輝に思ってる好きは…」
真っ直ぐに見返されてる。
貴「赤司さんに抱いてるのと、違って…」
あ、かっこいい…
貴「というか、そもそも赤司さんのは、違くて…」
青「?」
貴「わた、私が大輝に言った好きってのは………」
な、何て言えばいいんだろう?
――恋愛対象としてだよ?
――大輝と同じ意味だよ?
――キスだって、したいと思ってるよ?
なに…?
何て言えばいいの?
貴「………。」
青「…俺に言った好きっつーのは…?」
貴「え、と……」
つまりは、
貴「大輝と同じ…」
青「俺と…?」
目を細める大輝。
…信じてもらえてない、か。
貴「つまりは、」
大輝の頬に手を添え、
目を閉じて顔を近づけた。
貴「こういうこと、したいって事…」
うわぁぁ!自分からしちゃった…!
大輝の方を見ると真っ赤だった。
さっき自分からしたじゃん!
青「じゃ、じゃぁ赤司と何で付き合ってんだよ?
赤司に抱いてんのと俺に抱いてる好きってのはどう違うんだよ。」
貴「そ、それは…」
どう、違うんだろう?
具体的な事……
何か、ないかな?
キス……される分には別に嫌とは感じなかった。
貴「えーっと、」
青「何?」
貴「あー、えーと…その…うー…「大輝。」…え?」
あれ?
何で居るの?
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空良(プロフ) - 晴ハルさん» ありがとうございます^^こんなのに憧れちゃだめですよww (2013年11月7日 22時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
晴ハル - 空良さん» 良いなぁ高校♪高校と空良さんに憧れます♪ベタ惚れ!((マジッスw (2013年11月4日 22時) (レス) id: d047e951c8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» かっこいいですか?wありがとうございますww 私は自由な所だなって思いました^^ (2013年10月16日 16時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴 - 空良さん» ここここここここ高3!?(( …ゴホンッ。空良様マジでカッコイイッス☆尊敬します´▽` 高校って、どんな所ですか!?気になるw!! (2013年10月15日 22時) (レス) id: e496fba0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» 私部活入ってないんですよ〜! あと、高3だからどっちにしろ今の時期はやれないですね; (2013年10月12日 0時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fragrance/
作成日時:2012年11月18日 16時