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第12話 ページ14

昨日のテツヤとの会話を思い出して少し苛立ちながら足をはやめる。

テツヤはいつでもそうだ。

私に友達を作る事をすすめる。
要らないよ、別に。

だってそのうち死ぬんだし。

もし私が死んで、悲しむ人がいるんなら可哀想だよ。
そんな酷い事するくらいなら、いっそ大事な人なんて作らない方がいいと私は思うけどね。


体育館のドアに手をかけ、バンッと扉を開ける。

ここでは一軍が練習してるらしい。

確かにそんなに人も多くないな…。

体育館を隅々まで見渡して、倒れ伏してるテツヤを発見する。

貴「テツヤ。忘れ物。」

…なんか色んな人にじろじろ見られてる気がするけど、構わず行く。

黒「A……?」

目線だけこっちに向ける。
貴「はい、お弁当。」
しゃがんで、テツヤの目の前でお弁当をちらつかせる。
貴「一応少なくしといた。」
黒「作ってくれたんですか?ありがとうございます。」
貴「いえいえ。」

淡く微笑むテツヤに微笑み返すと頭をなでられた。
…寝転んだまま。

貴「疲れてるの?今休憩?」
黒「はい。」
…どっちに対してだろう?
まぁいいや。
黒「…A?」
冷たい床に正座してから少し足を崩し、ポンポンと腿を叩く。

貴「どうぞ?」

黒「…ありがとうございます。」
頭を乗せた後、テツヤが眺めた方向を一緒に見る。

貴「ゲーム中なの?」
黒「はい。」

なんかカラフルだなぁ…。

あ、大輝だ。

ドリブルしながらこっちに向かって来てゴールにボールを叩きつける。

ピピ━━━━!!

黒「丁度終わったようですね。」

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設定タグ:黒子のバスケ , 青峰大輝 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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空良(プロフ) - 晴ハルさん» ありがとうございます^^こんなのに憧れちゃだめですよww (2013年11月7日 22時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
晴ハル - 空良さん» 良いなぁ高校♪高校と空良さんに憧れます♪ベタ惚れ!((マジッスw (2013年11月4日 22時) (レス) id: d047e951c8 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» かっこいいですか?wありがとうございますww 私は自由な所だなって思いました^^ (2013年10月16日 16時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)
ハル晴 - 空良さん» ここここここここ高3!?(( …ゴホンッ。空良様マジでカッコイイッス☆尊敬します´▽` 高校って、どんな所ですか!?気になるw!! (2013年10月15日 22時) (レス) id: e496fba0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空良(プロフ) - ハル晴さん» 私部活入ってないんですよ〜! あと、高3だからどっちにしろ今の時期はやれないですね; (2013年10月12日 0時) (レス) id: 10043a275f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fragrance/  
作成日時:2012年11月18日 16時

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