【マギ】狼って怖くないよ？

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次の日の朝
先ほど、ジャーファルは出発した


「くぅぅん」


私はというと盛大にしょげていた



「まぁまぁ、すぐ帰ってくるから、あと今日入れて3日！」


「…」

私は聞く耳を持てなかった

…ただ、私は置いて行かれたという虚しさを感じていた


…ひとりにして




「……これは重症ね、、

ジャーファルさんから世話を頼まれたときは…」



。。。。
「私以外の人との交流も大切ですので取り敢えず2人とも、頼みましたよ！」

満面の笑み
。。。。


「って感じだったけど…

だめね。聞く耳を持たないわ」

「…うーん」


「なんか、こいつの好きな遊びとか、物とかないの？」


「それだ！」

「うおっ！？」
。。。。。。。


「Aー？Aちゃーん。」

ちりちり、

そう揺れるボールは私の目の前を転がっていく



ころころころ


「。。。。？」

ボールを目で追ってはみたけど追いかける気力は無かった


「うーん、ボールはしっかり見てたけどなー」





「ジャーファルさんがいるとき、
ジャーファルさんの仕事中、


私とあのボールで遊んだから、

ジャーファルさんが投げないといけないって訳じゃないみたい」


「うーん、ジャーファルさんに置いて行かれたのがよほどショックだったんだねー。」



。。。。。。。。

なにもないまま食事の時間、


私はぶっすーとした顔で


食事を目の前に出されるも




食べないでいた





「…おう、これは完全に拗ねたな」


「あそこまでみたら流石に…」

「かわいそうだよねー」



「でも仕事だもの、良い機会だと思ったのよきっと」





「今は食べなくてもしばらくしたら食べるだろう」



「そうだねー」
「そうだと良いけど…」

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