英語が喋れない監督生l

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グリムがブツブツ何か言いながら言っている間

少しずつ貴方は掃除をする
約10分間、やっている途中で「いくらなんでも遅すぎるんダゾッ⁉」
とグリムが言う。が、貴方は解らない


グリム「まさかアイツッ、逃げたんじゃないだろーな‼
罰をオレ様達だけに任せて逃げるなんて、許さないんだゾ！

行くぞぉ子分！エースをとっ捕まえて、窓掃除をさせるんだゾ!!」


そう言い足を引っ張るグリム


『ちょちょ！ひひ引っ張るなバカグリムがッッ⁉
ねぇ聞いてるのか⁉掃除、掃除がぁああああああッッ!!!…』


ついた場所は教室
グリムは大きな声で「エースはどこだ！」とかいろいろ言う
が、誰もいない

すると…、


壁の肖像画「いいや、私がいるよ？」


グリム「ぎゃあああああッッ‼‼絵が喋ったぁッ⁉」
『WOW、これは素晴らしきものですな〜、
ハリ〇タの肖像画ではないですかね〜…これは〜、オホホホホホ

ってかナイスイケボだなオイ』


驚きすぎてもはや冷静になってしまう貴方


壁の肖像画「なんだい？しゃべる絵画なんか
この学校じゃ珍しくないだろう？

あっちの壁の貴婦人も、こっちの壁の紳士も、みんなおしゃべりするよ？
肖像画には口があるんだから、おしゃべりもするってものさ。
普通のことだろう？」

『あの…、すみません。何言ってるんか解りませんね…、はい…、』


と苦笑いで小さな声でそう言った


壁の肖像画「それで？君たちは誰を探しているのかい？」

グリム「エースって言うヤツを探してるんだゾォ!
顔にハートが描いてある、もさもさ頭にヤツ」

壁の肖像画「あぁ、知ってるとも。今日から入ってきた新入生だね。
少し前に寮へ戻って行ったようだけど……、」


グリム「にゃに〜ッ!!あの野郎、やっぱり逃げやがったんだゾッッ!!
どっちに行ったか解るか？」


壁の肖像画「寮への扉は東校舎の奥さ、」
グリム「おい、ユウ！追いかけるんだゾ！」

『ちょぉおおッッ!!引っ張らないで貰えますぅううう？？？
ああ、ありがとうございましたぁ！じゃなくてthank youゥウウァアッ!!』


思われるがままに引っ張られて、教室を去る貴方であった…


学校から出た貴方達はメインストリートの左側にある階段から降りる
来た道を変えるかのように歩くと、建物が見つかる


グリム「あそこだ！おい子分！行くんだゾ!!」
『ちょ、先に行くなこの野郎ッ！怒られるの私だっつぅのおお!!!!』


と言い走っていくにであった…

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