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第漆拾陸話 ページ31

治療後、炭治郎は清に何があったか問う


『待ってください炭治郎。私が話します
清君はゆっくり休んでてくださいね』

そう云い少し離れて貴方は炭治郎に全てを話す。
せめて清くん(子供)に負担をかけない為…、

炭治郎「そうか…。鼓の鬼は稀血(・・)…、そんな事を云ってたが…」
『ぇ…』

清「!そうだ、そう…、俺の事"マレチ"って呼ぶんだ!」
『それって、もしかして…』


嫌な予感がする…そう想えば


松右衛門「カァ〜!稀血トハ、珍シキ血ノ持チ主デアル!」
羽悟郎「カァ!ソウダ!」


鎹鴉が入ってきた


松右衛門「ギャ〜ハハ!ガキ供、突キ回スゾ」
羽悟郎「ヤメロ松右衛門、ミットモナイ!」

炭治郎は自分の鎹鴉を持ち上げ、話を聞く。


炭治郎「珍しき血って、どう云う事だ?」
松右衛門「生キ物ノ血ニハ種類系統ガアルノダ、馬鹿メ」

羽悟郎「稀血トハ、稀血ノ中デモ更ニ数少ナイ者、
珍シキ血デ有レバアル程、鬼ニハソノ稀血壱人で伍拾(・・)人、()人!
人ヲ喰ッタノト同ジ位ノ栄養二ナルンダ。

稀血ハ鬼ノ御馳走ナンダ、大好物ナンダ。ダカラ気ヲ付ケナイト行ケナイ。
勿論"ハルミ"モダ!」


そう云うと炭治郎は「えっ」と云い貴方の方へ向く
一方、松右衛門は台詞を取られた事に怒っている


炭治郎「ど、どう云う意味なんだ…」
『実は、あの日……』


と云い、簡単に貴方は説明した後…


ガシッ!


強く肩を掴まれる


炭治郎「どうしてそんな事を俺に云ってくれないんだッ!」


と青筋を出しながら怒る炭治郎

『いいえ。これは私自身の事です。それを炭治郎の負担にしたくないです』


そう云ったものの、炭治郎は「だからってッ…」と小さく呟く

炭治郎「だからって、自分で抱え込まないでよ…。仲間なんだ、頼ってくれッ…」


「哀しい」


その文字が炭治郎から見えた
貴方は『…、ありがと』そう云い、頭を優しく撫でる
その時の炭治郎は何処か幼い子供に見えたのは貴方だけ…、

すると


『…!!炭治郎』
炭治郎「ッ…!」


ほんの少し歩く音が聞こえる
炭治郎は2人に「俺達この部屋を出る」と伝える
しかし2人は驚き「行かないで…」と云う眼で見ていた…


炭治郎「落ち着いて、大丈夫だ。鬼を倒しに行って来るから。善いか?てる子」


そう云い今度は少女…てる子の方へ向き、話しかける


炭治郎「兄ちゃんは今本当に疲れているから、
てる子が助けてやるんだぞ」


と優しい言葉を投げつける。まさに長男の鏡だ

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作品ジャンル:アニメ
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Fukumin(プロフ) - 麗さん» もう、なんと仰ったらいいか…、本当にありがとうございます。教えてくださり、誠に有難うございます (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 37ページ 善逸と正一がする。 はするではなくいるではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 33ページの 稀血が渡さないッ! ですが、がだと少々可笑しな文章になっていると思います (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 21ページに次男感とありますが長男感ではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 霊夢たん!さん» 有難う御座います! (2020年8月11日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fukumin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年11月10日 19時

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