第伍拾参話 ページ8
首に数珠を下げ、目を閉じた盲目の青年風の鬼、矢琶羽
2匹の鬼は貴方達の居場所を追い詰め、貴方達を襲う
そして、戦いが…今始まる……。
朱紗丸「アハハハハハハ!矢琶羽の云う通りじゃ、何も無かった場所に建物が現れたぞぉ!」
矢琶羽「ふむ…巧妙に物を隠す
すると矢琶羽の表情が顰めた
矢琶羽「そして、鬼狩りは鬼と一緒にいるのか?どう言う事じゃ…?」
朱紗丸「アッハハハハハハ!楽しいのう!」
そう云い手鞠をつける
すると矢琶羽が朱紗丸に向かって話した
矢琶羽「それにしても朱紗丸。お前はやる事が幼いと云うか、短絡と云うか…。
汚れたぞ、
と文句を云う矢琶羽に対し
朱紗丸「煩いのう、私の鞠のお蔭で直ぐ見つかったのだから善いだろぅ?
沢山遊べるしのう!!!」
とその言葉を気に求めていない様子。再び手鞠を投げる
また再び手鞠が帰ってくる。その時小さな塵なども飛んだ
矢琶羽「チッ…、またしても汚れたぞッ」
朱紗丸「神経質めが、着物は汚れてなどおらぬわ…
それに……」
建物を壊された際に飛んだ砂などの霧はだんだんと止む
そして貴方達の光景が見えた
矢琶羽「アッハハハハハ!見付けた見付けた!!」
そう云い手を
炭治郎(「鞠ッ…。鞠を投げて、家を彼だけ破壊したのかッ!」)
愈史郎(「あの女…鬼舞辻の手下か?」)
2人がそう思っている内にまた毱を投げる…
威力は先程よりも強く感じた
2つの鞠は壁にぶつかり、壊し、又跳ねる
炭治郎「ぐっ…」
炭治郎は貴方と禰豆子に当たらない様強く抱く
とても危険な状態の中1つの鞠が、愈史郎と珠世を狙う
『!!??珠世さんッッ愈史郎さんッ!』
先に気づいた貴方はそう叫んだ
愈史郎は直ぐに珠世を庇う、しかし…
『!!』
鞠は地面に跳ね返らず、不自然な曲がり方をして…
ドコッ!!
頭を壊した
その際血が宙を舞い、服や地べたに染み付く
『愈史郎さんッッッ!!!』
大きな声でそう叫ぶ
残った身体は珠世が受け止めた
毬は今でも部屋の中で飛び跳ね、家を壊している
3人は立ち上がり背中と背中を合わせた
炭治郎「クソッ、禰豆子!!!奥で眠っている女の人を、外の安全な処へ運んでくれッ!」
そう炭治郎は云った
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Fukumin(プロフ) - 麗さん» もう、なんと仰ったらいいか…、本当にありがとうございます。教えてくださり、誠に有難うございます (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 37ページ 善逸と正一がする。 はするではなくいるではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 33ページの 稀血が渡さないッ! ですが、がだと少々可笑しな文章になっていると思います (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 21ページに次男感とありますが長男感ではないでしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 霊夢たん!さん» 有難う御座います! (2020年8月11日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
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