【おそ松さん】ネコカフェのあの子【一松】

９話 ページ10

チョロ「また十四松が意味分かんない事やりだすし、言い出すし…」






額に手を当てるチョロ松の横で、カラ松は眠そうな表情で言った。






カラ「明日は別に予定とか無いだろ？」


チョロ「そうだけど、眠いし…」







チョロ松は十四松に目を向けると、布団にいた筈の十四松は一松の近くにいた。







十四「ねぇねぇ一松兄さん！！野球しない！？」







バットとグローブを持って近付いてくる十四松に、一松は少し考えると口を開いた。







一松「野球は流石に無理だけど、相撲ならいいよ」








そう言いながら、一松は立ち上がった。








チョロ「そこじゃないでしょ！？」








チョロ松のツッコミをスルーして、いい大人二人が布団の上で相撲をやりだした。







(これやってれば、このモヤモヤも無くなればいいんだけど…)








そんなことを思いつつ、そのモヤモヤをぶつけるようにやっていく一松。




徐々に相撲からプロレスになっていく二人を周りは楽しそうに盛り上がる。




それを遠くから見ていたチョロ松は涙目になって叫んだ。







チョロ「だから寝かしてぇぇぇぇぇ！！！！」








チョロ松の悲鳴のような声がまた家に響いた。









このモヤモヤが何なのか。



　


　

この感情に気付くまであと少し…。



　

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