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24話 ページ26

「あの…手を」


一松「!?…ご、ごめん!」








一松はハッと我に返ると、すぐに彼女の腕を離した。


恥ずかしいのか、二人の間には少し気まずい空気になってしまった。







「じゃ、じゃあ、またお店で!」


一松「あ、あぁ…」







この空気に堪えられなかったのか、Aは逃げるようにその場から離れた。







一松「…」







一松はAに掴んでいた手をじっと見つめる。







(何か、悪いことしたな…)







小さく息を吐き、パーカーのポケットに手を突っ込むと家に向かって歩き出した。









一方その頃のAは。








(顔、赤いことバレてないよね…?)








頬を手で押さえているAは、顔を真っ赤にしていた。







(バレてないことを祈ろうっ!!)








頭を小さく振ると、急いで大学に向かった。









*****









一松side







家に向かっている時、ふとあることを思い出した







あ、連絡先聞くの忘れてた。





今度、店に行った時に聞けばいいや








でも、金無いし。







この機会に就職先見つけるか…?









こんな俺を雇ってくれるところなんてあるわけないだろうけど。









それよりも、彼女の腕を掴んだ時、腕が細くてビックリした。




少し力を入れてしまえば折れてしまいそうなぐらい。









何か自分らしくない考えが出てくる。









彼女と







もっと話したい。








もっと触れていたい。









傍にいたいと思うなんて、ね。









それで腕を離せなかったなんて、









口が裂けても言えないね。




 

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設定タグ:おそ松さん , 一松 , アニメ   
作品ジャンル:恋愛
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庵茱(プロフ) - こ、更新されましたか……?ありがとうございます、ずっと待っていました (2018年9月9日 3時) (レス) id: 9d4ec62492 (このIDを非表示/違反報告)
- 早く更新してー (2017年6月22日 17時) (レス) id: f2ccda5e36 (このIDを非表示/違反報告)
みみか - あの、、はやく更新して。楽しみだし///変なところで終わらないで・・・・(^∀^#) (2016年9月24日 13時) (レス) id: 12cd453bfc (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこふぁ - はああ〜!!面白いっ!!更新楽しみにしてます!! (2016年8月27日 14時) (レス) id: e2cb741d4e (このIDを非表示/違反報告)
しゅみい - めっちゃ面白かったです!!更新楽しみにしています(^^)!! (2016年8月8日 19時) (レス) id: 29d4621366 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:annku | 作成日時:2015年11月4日 19時

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