◆お手伝い2 ページ9
自主的に手伝える事は手伝っていた事が返って迷惑だったのでは?と思い申し訳なさそうに言うと、四人は声を揃えて否定した
「そんな事ないよ!めちゃくちゃ助かってるって話してたんだよ」
「そうだよ!可愛いし、気遣いできるし、加えて頭良いし」
『あはは皆んな買い被り過ぎだよ?そんな私が天才だなんて』
「そんっな事は一言も言ってない」
そんな彼女の頭には風車アスターが咲いていた
『それじゃ!私これから稽古行ってくるの!皆んなまたねー!』
ひとしきり皆で笑った後、彼女は手を振り別れを告げた
「本当に可愛いよね〜ノリ良いしさ」
「そりゃ人気者になるよね?守りたいよっあの笑顔っ」
「女子はいいよなーそーゆ事言えて」
「ボクらが言うと変な感じなるからね」
「まぁ、彼女には怒ると怖〜い仙人様の加護があるからね」
───────……
「っ…くしっ」
「くっ…」
『二人共大丈夫?風邪?』
「大丈夫だ…問題ない…」←怖い仙人1
「我も大丈夫だ」←怖い仙人2
同じタイミングで二人がくしゃみをするものだから
何が原因かないかと周りを見渡した
『私の花のせいかな…ごめん』
「いや、別にお前のせいでは……その花取れぬのか?」
『放っておいたら取れるよー。あ、そうそう試したい事なんだけどさ』
そう言うと彼女は二人から距離を取り軽く歌い始めた
〜〜♪〜〜♫〜
すると、パッと槍が現れる
「これは⁈」
「⁈」
『せ…成功したっ!でもこれだと……ぶつぶつ』
そう言うと1人考え始める
「ふむ……音か…」
「我には…さっぱりです」
「俺たちは専門外だからな」
『えっと、元素力を扱える言葉の発音に意味を持たせて、音として出す時に【音=言葉】みたいにイメージ連結させる
普通に言葉を言っても同じ効果だと思う
実質どっちでもいい』
「……??????」
「…そのように分ける事で相手に攻撃の意図を悟られない為…か?」
『うん。上手く使えば【音】が私の武器になる…声が出せなくなった状況だとしても音階で元素力が《扱える》』
「成る程…」
『魈!お手合わせお願い』
「わかった」
実践して試そうと言う事だろう。出した武器を構え
ひと呼吸すると魈に向かった…
先ずは《単語》で試して見よう…
イメージイメージ…念じる…
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葉(プロフ) - nanoさんご指摘ありがとうございます!鍾離先生の二人称を意図的に変えています!後程空君も出て来ますし、夢主ちゃんをより一層特別に感じて欲しいからです!モヤモヤさせてしまって申し訳ありませんっ (2023年2月15日 7時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
nano(プロフ) - 余計な事だったらすみません!おそらく鍾離先生の二人称は(君)ではなく(お前)だと思われます(汗)でも個人の解釈で変更しているのならすみません…ずっとモヤモヤしてたので!お話はとても面白いです (2023年2月14日 21時) (レス) @page21 id: bd4e1a1598 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - ほのかさんありがとうございますっっ!とても励みになります!嬉しいっっ更新頑張りますね!♪ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
葉(プロフ) - 苺さんごめんなさいっっっ外したつもりが、外れてなかっっっったっっっっっ外しましたっっっ何度もすいませんんんんんっ (2023年2月8日 19時) (レス) id: b63a4d1e18 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 最高に面白いです!!!更新されるたび吹っ飛んだこっちきますね!応援してます! (2023年2月8日 18時) (レス) @page3 id: 5ab7e5fc20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紺翠 | 作成日時:2023年2月7日 22時