じゅーに。【トイレの花子さん】 ページ14
翌日。
あの後、本当に土籠先生のところに行って、とある話をしていた。何を話してたかと言うと……あぁ、今から分かるだろう。
『こんにちは、今日のお昼のラジオです
今日はとある匿名の方から有益な情報を得られたのでそれを話していきたいと思います。
これは2年にいる、とある天パの男子生徒の秘密です。
彼は小さい頃からお人形遊びが好きでした。そのお人形遊びは未だに続いており、彼の大切な人形の名前はありさちゃん、というそうです
続いてのお話です―――』
そう、とある理由により沢山の情報を持つ土籠先生を脅し……ではなくて、条件付きで教えてもらったのだ。寧々ちゃんを振ったという先輩の秘密を。だって、あんなに頑張ってた寧々ちゃんを適当に振るのなんて酷いから。このくらい、恥ずかしい思い出が全校生徒にバレたくらい構わないでしょう?
そう言えば2年の間で大切な人形が無くなったとか言う噂も出ていたっけ。最近、1年の間でも何やら色々なものが無くなっている。大切な缶バッジ……刺繍付きのタオル……そして昔大切にしていた綺麗な石など。それらは一体どこに消えたのか……
『誰からも忘れられてしまったものは一体どこへ行くのでしょう?
消えてなくなってしまうのでしょうか?
いいえ。
それらは今でも私達のすぐ傍にいるのです
こんな噂知っていますか?
“ようせいさん”――――』
――――――――――――
ようやく【トイレの花子さん】編終わりました。原作そのままでは無い、多少弄った話だったりネタバレが含まれていたりしましたが、ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
思った以上に読んでくださる方々がいて、とても嬉しい限りでございます。
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作者名:沙之揺來 | 作成日時:2020年2月21日 3時