妖精の尻尾と孤独の竜

No,023 ページ25

sideルーシィ



六魔将軍の１人、未知の悪魔メイヴの本当の正体は評議員総議長と聖十大魔道序列14位のとてつもなく強い魔導士だった。





そして、彼女の本当の名は…


グレイが気付いた、レイカという名前だったのだ。









レイカ「…エルザ。」



エルザ「あぁ、いいんだ。
　 ジェラールを…つれて…いけ…」



ナツ「エルザ!!!!」





俯いて、震えていたエルザにジェラールが不意に何か気付いたように顔をあげた。




ジェラール「そうだ…」




エルザ「！」




ジェラール「お前の髪の色だった」





そう呟いて、どこか寂しそうに振り返って。



ジェラールは、行ってしまった。








☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



ハッピー「エルザ…どこ行ったんだろ…」



ルーシィ「しばらく１人にしてあげよ…」



ハッピー「あい…」









その後、レイカはギルドに顔を出すことをグレイに言われて、渋々頷いてどこかへ帰っていった。









彼女がニルヴァーナの真実を知っていたのかはわからないまま。

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