私は…【Free!×ブラコン】

第5話 ページ7

真琴side



朝のはるから瑞葵へのキス以来、ほんと気がきじゃないくらい焦ってる。


ぶっちゃけ言って、はるも俺も…いや、渚も怜も凛も瑞葵の事が好きだ。



いつも元気で明るくて、その太陽みたいに明るい笑顔で俺たちに元気をくれる。


だからこそ、俺は…瑞葵を守りたい。




瑞葵が虐待を受けて毎日毎日泣いて泣いて我慢をしてたところ…俺たちはずっと見てきた。

でも瑞葵は無理して笑って、気を使って…。


まだ小学生だった俺たちは、何もできなくて…
もどかしかった。

あの小さな背中ですっごく無理して生きてきた瑞葵。




両親が他界して、悲しい反面、嬉しい気持ちもあったと思う。
あの頃の瑞葵は見ていられなかった。


でも、瑞葵にはまた家族ができた。
朝日奈という大人数の兄弟がいる家。


ぶっちゃけ言うと、瑞葵があのマンションで暮らすのにはみんな反対だったと思う。もちろん俺もね。


けど、俺たちは部外者だから首を突っ込もうにもそんなことできない…っ！



だから、俺は俺ができる範囲で瑞葵を守ろう、支えようって決めたんだ。


大好きで愛しい、俺の初恋の相手…。







綺麗な黒髪が風に撫でられて、細い首筋が間からのぞく。
何を考えているのか…何を見つめているのか…


窓の外を見つめる儚い横顔に、俺はこっそり見惚れていた…。









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わぁぁぁあ！！
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みなさん、ありがとうございます！！

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