検索窓
今日:9 hit、昨日:9 hit、合計:123,839 hit

35話 ページ39

「「「ぷはぁ!!!」」」


重力に素直に落ちて行った私達を再び地上で迎えてくれたのは、心配そうな顔をする遙と真琴だった。



真「ちょっ!3人とも!!大丈夫?!」


渚「ぼっ、僕は大丈夫〜!みずちゃん!江ちゃん!大丈夫?!」


貴「私もなんとか…けど、こーちゃん!びしょびしょじゃん!!」


江「あ…そっか。私だけ水着じゃなかったんでした…、あはははは〜」



こーちゃんは笑ながらそう言った。



貴「って!!こーちゃん!!笑い事じゃないよ!!……着替え…ある?」



そう、問題は私やなぎと違ってジャージのままプールに突っ込んでしまったこーちゃん。
こーちゃんが着替えを持ってればいんだけど…。



江「すみません…、着替えはないです(苦笑)」



……だよね。普通マネージャーが練習に着替えを持ってくることはないもんね…(苦笑)



江「っ、くしゅん!」


真「大丈夫?!江ちゃん!」


江「大丈夫ですよ!」



でも…こーちゃん、ちょっとだけ震えてる…。
そりゃあ、気候はあったかいけどいきなりプールに落ちたんじゃね…。



貴「よし!わかった!私の服貸すよ!」


江「え、いいんですか?!」


貴「いいよいいよ!こーちゃん寒いでしょ?すぐ持ってくる!」



私は、淡いピンク色のパーカーを羽織り、スイミングキャップとゴーグルをプールサイドのテーブルに置いた。



貴「サイズとか…大丈夫かな…おっきくないかな…」


江「大丈夫ですよ!瑞葵先輩、細いですもん!私が入るかどうかが問題ですよ!笑」



いやいや、それはないでしょー…って!そんなこと話してる場合じゃない!



貴「じゃあ、ちょっと行ってくる!」



私は、端に置いてあったクロックスを履いてプールを出た。





真「ちょっ!待って!瑞葵!下の階には他の家族の人が…」





真琴のこの心配は、私の耳には入ってこなかった。



ちゃんと聞いていればよかったと、私は後に後悔することになる。

36話→←※突然のオチアンケート!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (199 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
283人がお気に入り
設定タグ:ほいっぷ , Free! , ブラコン   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

サキ(プロフ) - 毎日続きが気になってます!更新頑張ってください! (2014年11月9日 12時) (レス) id: 0492487cb6 (このIDを非表示/違反報告)
音巴(プロフ) - (*^ω^* )ルンルン♪ (2014年8月13日 14時) (携帯から) (レス) id: 0c332999e0 (このIDを非表示/違反報告)
ほいっぷ(プロフ) - 音巴さん» おっけ!ありがとうございます!!!がんばりますねー! (2014年8月13日 9時) (レス) id: eb96493ee7 (このIDを非表示/違反報告)
音巴(プロフ) - 承知した。 早く続き、読みたい……。頑張って!! (2014年8月13日 3時) (携帯から) (レス) id: 0c332999e0 (このIDを非表示/違反報告)
ほいっぷ(プロフ) - 音巴さん» わぁ、嬉しい!!ありがとうございます!!あ、ためでいいですよー!笑 (2014年8月13日 3時) (レス) id: eb96493ee7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ほいっぷ | 作成日時:2013年9月30日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。