第24話 ページ27
棗side
棗「おい…椿、おまえ今なんて言った？」
椿「え…なんだよ、いきなり」
俺は…いつの間にか椿を殴っていた。
棗「他の奴らもだ…黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって…お前ら、あいつの何を知ってんな事言ってんだ？」
俺がこう言うと、他の奴らも不機嫌な顔になる。
あぁ…腹が立つ。
椿「じゃあ棗は彼女の何を知ってんだよ…！」
棗「…あいつが…お前らを怖がってること、怖い中でも克服しようとしてることなんて、目ぇ見りゃ分かるよ。それに…あいつがちっせぇ時にどんなこと考えてたかとか…少なくとも、お前らよりは知ってる」
椿「…………」
ぶっちゃけ、こいつらがこんなこと言うまでは…俺も協力して、どうにか瑞葵とこいつらが仲良くできるようにしようって思ってた。
けど、俺の考えは変わった。
今は…できるだけ、こいつらと関わらせたくない。
そんな気持ちの俺が考え出したただ一つの考え。
それは…
棗「なあ、雅兄…」
雅「っ！…なぁに？棗」
まさか自分に話を振られると思っていなかったのか、雅兄は驚いたように俺に答える。
棗「あいつ…瑞葵を…俺のマンションに連れて行っていいか？」
雅「えっ…どうしたの？急に…」
棗「いや……ここに1人で居させるのが不安なだけだ」
俺がこう言うと、全員が顔を強張らせる。
……特に、椿と梓がな…。
棗「まぁ、決定はあいつ次第だから…あいつにも聞いてみるよ」
俺はそう言ってその部屋を出た。
その俺の背中を、椿と梓が不機嫌なかおで見ていたことには、気がついていた。
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サキ(プロフ) - 毎日続きが気になってます！更新頑張ってください！ (2014年11月9日 12時) (
レス) id: 0492487cb6 (このIDを非表示/違反報告)
音巴(プロフ) - (*^ω^* )ﾙﾝﾙﾝ♪ (2014年8月13日 14時) (携帯から) (レス) id: 0c332999e0 (このIDを非表示/違反報告)
ほいっぷ(プロフ) - 音巴さん» おっけ！ありがとうございます！！！がんばりますねー！ (2014年8月13日 9時) (レス) id: eb96493ee7 (このIDを非表示/違反報告)
音巴(プロフ) - 承知した。
早く続き、読みたい……。頑張って!! (2014年8月13日 3時) (携帯から) (レス) id: 0c332999e0 (このIDを非表示/違反報告)
ほいっぷ(プロフ) - 音巴さん» わぁ、嬉しい！！ありがとうございます！！あ、ためでいいですよー！笑 (2014年8月13日 3時) (レス) id: eb96493ee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほいっぷ
| 作成日時：2013年9月30日 19時
