第23話 ページ26
棗side
瑞葵が飯の途中で飛び出した。
俺が隣でずっとみてたけど…あいつ、飯ぜんぜん食ってねぇじゃねーか。
なんか…あったのか…？
椿「つぅーかさぁ、俺、前よりあの子のこと分からなくなったんだけど」
棗「はぁ？椿、それってどういう…」
侑「確かになぁ…」
絵「私たち…何かしましたっけ…？」
梓「いや…別にこれといった記憶はないよ」
椿「じゃー…何なんだよ〜」
あいつが部屋を出て行ってから兄妹たちが口々に話し始めた。
ストレートには言っていないが…俺には、こいつらが瑞葵のことをあんまりよく思っていないことが伺えた。
右「私たちは…どれだけ嫌がられているんですかね…」
弥「ぼく…あのおねーちゃんこわぁい」
雅「弥、そんなこといっちゃあだめだよ？」
梓「でも、学校では明るいキャラみたいだよ？」
侑「はぁ？！じゃあ…どっちが本当のあいつなんだよ」
昴「そんなの、俺たちが分かるわけないだろ」
どいつもこいつも…好き勝手ばっか言いやがって…！！
こいつら…あいつの何を知ってるんだ？
あいつが今までどんな生き方をしてきたか…あいつにとって家族ってモンがどれだけ怖えモンか…分かってんのか…？
そりゃあ、こいつらも色々やってくれようとしたんだろうが…あいつも…キツイんだろうよ
椿「まぁ！絵麻がいるからいいけどさっ★」
棗「は……？」
椿のやつ…今、なんて言った……？
絵「えっつ、椿さんっ////」
椿「照れちゃってー！マジかーいー★」
そう言って椿が絵麻に抱きつく。
椿「瑞葵も、こんだけ可愛かったらよかったのになー★」
梓「ちょっ、椿？」
椿のこの言葉を聞いた時、俺の中で何かが切れた気がした。
バキッ……
椿「はっ！！」
雅「な、棗？！」
椿「…っ、てぇな！何すんだよ！棗！」
俺は気づきいたら……椿の頬を殴っていた。
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サキ(プロフ) - 毎日続きが気になってます！更新頑張ってください！ (2014年11月9日 12時) (
レス) id: 0492487cb6 (このIDを非表示/違反報告)
音巴(プロフ) - (*^ω^* )ﾙﾝﾙﾝ♪ (2014年8月13日 14時) (携帯から) (レス) id: 0c332999e0 (このIDを非表示/違反報告)
ほいっぷ(プロフ) - 音巴さん» おっけ！ありがとうございます！！！がんばりますねー！ (2014年8月13日 9時) (レス) id: eb96493ee7 (このIDを非表示/違反報告)
音巴(プロフ) - 承知した。
早く続き、読みたい……。頑張って!! (2014年8月13日 3時) (携帯から) (レス) id: 0c332999e0 (このIDを非表示/違反報告)
ほいっぷ(プロフ) - 音巴さん» わぁ、嬉しい！！ありがとうございます！！あ、ためでいいですよー！笑 (2014年8月13日 3時) (レス) id: eb96493ee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほいっぷ
| 作成日時：2013年9月30日 19時
