第17話 ページ20
ぼふっ…
貴「うぁぁぁあ〜、今日も疲れたぁ…」
私は学校から帰ってきてすぐベットにインした。
久しぶりの部活はとても楽しかった。
なぎがみんなにちょっかい出してれいに怒られたり、はるがこうちゃんの話聞かなくてまこが困ったり、まこにバック教えてもらったり…
貴「いっぱい笑ったなぁ…」
みんなといる時は、昔のことも、今のことも綺麗に忘れられる。
大好きな水泳を大好きな人達と頑張る。
わたしが笑って過ごせるのは、みんなのおかげだなぁ…(苦笑)
貴「ん…」
私がふと部屋の隅に目を向けた時、まだ触ってもない…開けたこともないダンボールを見つけた。
貴「これ……お母さんの遺品…なんだよね…」
そう、この箱は私が中学二年生でここに引っ越してきた時、引取先がなくて私が持ってきた物だった。
私は、お母さんの持ち物とか…あんまり見たことがない。
興味も無かったし、見て触ったりしたら怒られるからね(苦笑)
貴「………」
その時、なんでかわからなかった。
私は無意識に…そのダンボールのガムテープを剥がし、ゆっくりゆっくり開けていった。
貴「……ん？」
中に入っていたのは少しの持ち物と沢山の書類や日記。
日記にはお母さんのお父さんへの愛や、私への憎しみが綴られていた。
貴方が逝ってしまって、私はどうしたらいいのーーーーーー。
あんな子を庇うなんて…貴方は本当に優しい人ーーーーーー。
愛してますーーーーーー。
お母さんが書いた言葉を見るたび、心臓をぎゅっと締め付けられる感覚に陥る。
見たくない…っ！！
そんな気持ちとは裏腹に、ページをめくる手は止まらない。
この子も、あの子の様に捨てていたらこんなことにはならなかったのかしらーーーーーー。
………………え？あの子…？あの子ってだれ？
私は取り上げ、ダンボールの中に入っていた書類を片っ端から見て行った…。
貴「…っ、ちがう！…、これも、これも違う！！」
その時、ふと目に入った古い書類。
封筒にも入っていなくて、握り潰したことがあるのか、沢山のしわができている。
カサッ………
貴「っ！！！！！」
私はこの時、自分で息が止まるのが分かった…。
………手が…震えてる…。
その日、私が知った事実。
それは…。
“私には血が繋がった兄がいる”
ということだった。
……………………………………………
ぐ、ぐだぐだっ！(´・ω・｀)
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サキ(プロフ) - 毎日続きが気になってます！更新頑張ってください！ (2014年11月9日 12時) (
レス) id: 0492487cb6 (このIDを非表示/違反報告)
音巴(プロフ) - (*^ω^* )ﾙﾝﾙﾝ♪ (2014年8月13日 14時) (携帯から) (レス) id: 0c332999e0 (このIDを非表示/違反報告)
ほいっぷ(プロフ) - 音巴さん» おっけ！ありがとうございます！！！がんばりますねー！ (2014年8月13日 9時) (レス) id: eb96493ee7 (このIDを非表示/違反報告)
音巴(プロフ) - 承知した。
早く続き、読みたい……。頑張って!! (2014年8月13日 3時) (携帯から) (レス) id: 0c332999e0 (このIDを非表示/違反報告)
ほいっぷ(プロフ) - 音巴さん» わぁ、嬉しい！！ありがとうございます！！あ、ためでいいですよー！笑 (2014年8月13日 3時) (レス) id: eb96493ee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほいっぷ
| 作成日時：2013年9月30日 19時
