第23話 10/15訂正 ページ25
千歳side
次の日のお昼頃、私たちは屋上で昼食を食べていた
渚「というわけで、部活の申請用紙ゲットしてきました！」
渚君は、職員室からもらってきた部活の申請用紙を皆に見せた
真琴「仕事が早いね」
渚「こういうのは思い立ったらすぐにやらないと！えっと、設立の目的は…水泳を通して心身を鍛え学校生活をより豊かなものに」
真琴「しかも意外に卒がない」
千歳「渚君、一応ちゃんと考えているんだね」
渚「ちょっとちーちゃん！僕がバカみたいに言わないでよ！」
渚君は頬を膨らませる
私は「ごめん」と小さく笑った
渚「部員はとりあえず僕たち4人」
千歳「ちょ、ちょっと待って！」
千歳は慌てて止めた
渚「なに？ちーちゃん」
千歳「私、まだ入るなんて決めてないよ！」
渚「だってちーちゃん、どこにも部活入ってないでしょ？」
千歳「そ、それは…」
私は言葉を詰まらした
すると、私の反応を察した真琴は代わりに答える
真琴「仕方ないよ渚、千歳はまだ考えている最中だから。それに、家の手伝いもあるしね」
渚「う〜っ」
千歳「ごめんね…」
私は二人に謝った
渚「話を戻すけど部長はやっぱりマコちゃんだよね！」
千歳「あ、確かに真琴は部長に向いてる！」
真琴「いや、そこはハルだろ？一番速いし」
真琴はハルを推薦するが渚君は首を振った
渚「速さは関係ないよ。向き、不向きってあるじゃない？」
私たちはハルがもし部長だったらと想像しながらじっと見た
赤いダサいジャージを着て明るく振舞ってる彼が頭に浮かぶ
千歳「ぶふっ！」
真琴「ないな…」
私は思わず笑ってしまい、真琴は引きつった顔をする
するとハルは箸を置き、私の方を見て睨みつけた
遙「おい。なに人の顔見て笑っているんだ」
千歳「だ、だって…ハルがダサいジャージを着て…ふふっ」
遙「勝手に想像して笑うな」
笑いを抑えきれない私を見て、彼は更に不機嫌な顔を浮かべた
渚「じゃあ、部長はマコちゃんでハルちゃんは副部長ってことで」
渚君の言葉にハルは反応する
遙「おい！勝手に話を」
渚「まあまあまあ、副部長というのはだいたい名前だけでやることないから安心して」
真琴「その言い方は全国の副部長さんたちに失礼だ」
渚「あと、会計は僕で残りは顧問の先生」
用紙の一番上には顧問教員という空欄が残っていた
真琴「どうするんだ？」
渚君は心当たりあるのかニヤッと笑った
渚「天ちゃんに頼めないかなと思って」
真琴「天ちゃん先生に？」
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倉野柚稀(プロフ) - **RUNAさん» RUNAさん、こんばんは！とても嬉しいコメントありがとうございます！頑張って更新しますので引き続き応援をよろしくお願いします(*´﹀`*) (2021年10月3日 0時) (
レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
**RUNA(プロフ) - 応援してます(๑•̀ㅂ•́)و✧更新頑張ってください！！ (2021年10月2日 22時) (レス) id: 8f42e912d6 (このIDを非表示/違反報告)
倉野柚稀(プロフ) - 白奈さん» こんにちは、とても嬉しいコメントありがとうございます(*´﹀`*)これからも少しずつ直しながら更新していく予定なので、是非最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2021年9月27日 13時) (レス) id: e0fd67cf7a (このIDを非表示/違反報告)
白奈(プロフ) - リメイク版の今後の展開もとても楽しみです！ (2021年9月27日 10時) (レス) id: ab21e29371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉野柚稀 | 作成日時：2021年9月23日 23時
