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普「そーだ先生、俺ね…月の石持ってるんだ!」
は？ とずっこけそうになる土籠
普「俺が4つの頃の夜だったかな。
目の前に落ちてきたんだ。…これがそう!」
ホンモノって言ったら信じる？ と彼が問うと、
土籠は いや と返す。
普「あはっだよねー」
太陽の様に明るく、幼気に笑みを零した。
普「でも俺達はホンモノだって信じてる。
だからこれは、
誰が何と言おーと月の石なんだよ。
月と地球ってどんくらい離れてると思う？」
黒板に図を書いて、彼は自信満々に言う。
普「ずばり、38万キロメートル!!!
つまりこいつは月面からそれだけ旅して来たんだよ。すっげーでしょ！」
目を細めて笑った。
普「俺の宝物」
土「…柚木、今は月の話じゃなくて
お前の話を「「あー！見てみて」」聞け！」
普「先生、今日はもう月が見えるよ」
窓を開ける。
普「先生は月に行きたいって思ったことある？」
突然窓の縁に立った彼に、土籠は目を見開いた。
普「俺はあるよ。
月ってでっかくて綺麗じゃん
だからかな…
なんかすげーいいとこな気がしたんだよね。」
土「バッ…危ねｪ！さっさと戻ってこい！！」
少年に向かって手を伸ばす が。
パシッと、弾かれる。
包帯が解けた痛々しい腕で。
普「ねー先生。
先生は俺のことシンパイしてくれてん
だよね。
力になりたいって言った。」
彼の言うこと一つ一つに、相槌を打つ。
普「なら一個だけ、ワガママ聞いて。」
いいよ と、答えると、
彼は嬉しそうに笑った。
普「じゃあこれもらってよ」
月の石を手渡す。
土「宝物じゃあないのか」
普「うん。俺ね、
この石見てると自分もどこにだって行ける
ような気がしてた。
でも…
もうどこにも行かないって決めたから。」
…次の瞬間、ﾊﾟｯと場面が切り替わった。
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夜鈴(プロフ) - マカロニさん» 私の作品を楽しみにしてくださっているなんて…ありがとうございますっ！！面白い作品になるように頑張ります！！ (2020年2月22日 15時) (
レス) id: c9817942a9 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ - 楽しみに待ってます(*^ω^*) 頑張ってください(^｡^) (2020年2月19日 20時) (レス) id: 1fbc4252fc (このIDを非表示/違反報告)
由羽 - が、頑張る、、、と思う！ けど応援してもらったし！頑張ります！！ (2020年1月30日 22時) (レス) id: 4a57f419a7 (このIDを非表示/違反報告)
夜鈴(プロフ) - 由羽さん» 宿題頑張って下さい！！(((お前もな (2020年1月27日 20時) (レス) id: c9817942a9 (このIDを非表示/違反報告)
夜鈴(プロフ) - 由羽さん» あ………あ…………嬉し過ぎてカオナシ化します………(((殴 私の作った作品をこんなに褒めて下さるなんて………あ………あ((((やめろ 応援ありがとうございます！元気貰えました！！ (2020年1月27日 20時) (レス) id: c9817942a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜鈴 | 作成日時：2020年1月11日 15時
