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「何してるんですか、祓い屋くん。」
光「おわぁぁぁぁぁ！？！？」
「キミは取り敢えず、私が話し掛ける度に
叫び声をあげるのはやめましょうか。」
光は声の主の方へ振り返った。
見れば、少し涙の跡が残っている少女の顔。
「もう一つ言うのなら、
私の歌を最後まで聴いたら駄目ですからね。」
光「忘れてた…」
「もし私が気付かず最後まで歌っていたら、
キミの一番大切な記憶が消えてしまうところだったんですよ。」
光「ご、ごめんなさい…」
「…気を付けてね。
大切な人に忘れられるの、辛いんだから。」
まるで、経験した様な言い方。
光「…もう絶対忘れない。」
「うん、良い子。」
悲しげに少女は笑った。
「ところで、答えは出してくれたのかな？」
光「………！」
光は一度深呼吸して、言葉を紡いだ。
光「友達に…なってやっても…いい。」
祓い屋のオレに『友達になろう』とか言い出すし、
怪異の癖に妙にオレを心配したりする変なヤツだけど。
悪いヤツには見えないし、
オレもちょっとだけ、仲良くなりたいと思ったトコあるし…
「！…ほんと？」
光「ままま、まだ祓わないとは決めてないからな！」
「それでも嬉しいよ！！有難う祓い屋くん。」
少女は、ﾊﾟｧｯと顔を輝かせる。
光「…あのさ。一個、願い、きいてほしい。」
「何ですか？
友達になってくれたんですから、
何でもききますよ。
私に出来ることならですけど。」
光「…名前、お前の名前、教えて欲しい」
少しだけ頬を紅潮させる彼に、
少女は目を見開いた。
「あはっ そっか、言ってなかったね。」
胸に左手を当てて、彼女は銀鈴の声を響かせる。
「セツナ、
私はセツナ。これから宜しくね、光くん。」
光「…………おう！」
ﾆﾊﾟｯと太陽の様な笑みを零す。
こうして…
こうして、
かもめ学園旧校舎屋上で、
祓い屋の少年は
出逢ってしまった。
人ならざる、謎多き幽霊の少女と。
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夜鈴(プロフ) - マカロニさん» 私の作品を楽しみにしてくださっているなんて…ありがとうございますっ！！面白い作品になるように頑張ります！！ (2020年2月22日 15時) (
レス) id: c9817942a9 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニ - 楽しみに待ってます(*^ω^*) 頑張ってください(^｡^) (2020年2月19日 20時) (レス) id: 1fbc4252fc (このIDを非表示/違反報告)
由羽 - が、頑張る、、、と思う！ けど応援してもらったし！頑張ります！！ (2020年1月30日 22時) (レス) id: 4a57f419a7 (このIDを非表示/違反報告)
夜鈴(プロフ) - 由羽さん» 宿題頑張って下さい！！(((お前もな (2020年1月27日 20時) (レス) id: c9817942a9 (このIDを非表示/違反報告)
夜鈴(プロフ) - 由羽さん» あ………あ…………嬉し過ぎてカオナシ化します………(((殴 私の作った作品をこんなに褒めて下さるなんて………あ………あ((((やめろ 応援ありがとうございます！元気貰えました！！ (2020年1月27日 20時) (レス) id: c9817942a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜鈴 | 作成日時：2020年1月11日 15時
