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90話 ページ40

『そう…ですよね…

出過ぎたことを言いました…ごめんなさい…』

そ「…聞きたいんだけど

なんで俺ら海に潜ったってわかったの?」

ま「あ、それ僕も知りたいです」

ああ…

『…彼方様と別れる直前、私は水の護りを彼方様にかけました

それで何故かすぐに水の護りが発動したので
嫌な予感がして陸の方に戻ってたんですが

珊瑚が海の中にあるのがわかったんです』

そ「珊瑚…」

『私たちが育てた珊瑚ですから場所がすぐわかるんです

それでですね』

そ「…守ってくれてありがと」

ま「ありがとうございます」

『…これからどうされるんですか?』

そ「今戻るのは危険、なんだよなぁ」

ま「殺されますね」

『…』

真冬様…サラッと言うことじゃないです…

そ「まあ、俺はもうこっちで過ごせるならそれでもいいかなっては思ってるけど」

ま「そらるさん!?」

そ「…人魚に恋した末路…かな

俺は美蘭と少しでも一緒にいたいって気持ちの方が強いし…

歌いたいっていう気持ちもあるよ

でも、好きな人を捨ててまで歌いたいとは思わないから

それに戻ったら美蘭達について絶対聞かれる

あいつがもう話してる可能性が高い」

あぁ…そうか…

私たちのことが話されているのなら…

私たちはもう陸に上がれない

彼方様達が陸に戻ったらもう会えないってこと…?

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ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2022年12月26日 15時) (レス) @page50 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒華と雷愛 x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年8月9日 8時

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