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32輪目* ページ37
瞑っていた目を開けるとセトの顔。
渾身の力を込めて睨む……はずが、
「はいっす」
と、手紙を渡されて。
開けると。
「ふふっ」
思わず笑っちゃう。
私の書いた手紙にそぐう様、書いてあるけど。
字はセトの字。
そして。
「あとっ、これもっす」
チョコレートコスモス。
「「珍しくて、つい」」
あの時のセトと今のセトの声が重なる。
「これの花言葉、知ってるっすか?」
「<恋の思い出><恋の終わり>」
「それと、<移り変わらぬ思い>」
…へ?<移り変わらぬ思い>そんなのも、
……あったの?
「あのっ、セトっ」
「あのっ、Aっ」
10/1の夏の終わり。
私の葛藤も、終わるんだ。
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天川(プロフ) - とっても良かったです!泣けました! (2018年7月7日 0時) (レス) id: 14e99eec09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉月りんご | 作成日時:2016年10月29日 1時