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6話 ページ7

sideA

阿閦如来に御使いを頼まれました。

阿閦如来「出来る?」

A『はーい。』

阿閦如来「ちゃんと迷わず行ける?」

A『はーい。』

阿閦如来「寄り道しない事!」

A『はーい。』

地蔵菩薩(母娘か。)

よし…!

ヌーリー「あれ。どこ行くの?」

A『御使い!』

ヌーリー(ちょっと答えになってないけど、可愛いし良いや。)

阿閦如来「あ、待って。10数えて。」

なんで?

A『ひとーつ。』

阿閦如来「ふたーつ。」

A『みーっつ。』

阿閦如来「よーっつ。」

A『いつーつ。』

意味あるの?これ。

阿閦如来「むーっつ。」

A『ななーつ。』

薬師如来「なに……してる…の?」

あ。

振り向こうとしたら阿閦如来に両頬掴まれた。

阿閦如来「やーっつ。」

8つ…えっと。

A『ここのーつ。』

阿閦如来「とお!」

なんなの?

阿閦如来「行ってらっしゃーい。」

わけわかめ。

地蔵菩薩「……1人で行かせるのはどうかと思うが。」

阿閦如来「境内だから大丈夫だと思うし、ちゃんとお目付け役も付けたから大丈夫。」


よっしゃー。

A『あるーぅー日♩』

雄々しき樹木の下を歩く。

A『森の中♪』

誰かが近くに居ないのは珍しい。

A『くまさんにー♪』

1人で境内歩くのもなかなか無いよ。

A『であーった♪』

「ご機嫌だな。」

A『びゃああぁぁあ!!』

コウモリかな!?

普賢菩薩「ったく。失礼な奴だなー。」

あんたかい。


地蔵菩薩「堂守!?」

薬師如来「……堂守に…何か……」

阿閦如来「大丈夫よ。お目付け役から何もないし、過保護も良くないわよ。」

弥勒菩薩(確かに。)

梵天「お釈迦様は何処に?」

弥勒菩薩「釈迦如来様なら境内で悟る修行の為に静かな場所を求められて…」

梵天「なんと!?流石はお釈迦様!!」


普賢菩薩「御使いか。」

A『そーだよ!偉いでしょ!』

普賢菩薩「えらいえらい。」

投げやりだなぁ。

A『じゃね。』

私は暇じゃないんだよ。

普賢菩薩「オレもついて行く。」

A『だめ。』

普賢菩薩「何故!?」

普賢菩薩(オレ…堂守に嫌われている…?)

A『これは大事な任務なの!』

境内の道って凸凹してるから歩きにくい…

A『おぉ…っ危ない…』

慎重に……

普賢菩薩「荷物持ってやろうか?」

A『だめなの。』

普賢菩薩「あっそ。」

普賢菩薩(怪我しそう…こぇぇ……)

頑張るぞぉ!

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ユノン - 続きが気になる (2022年6月7日 19時) (レス) @page5 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
風亜(プロフ) - 続きが気になります。 更新頑張って下さい! (2019年6月27日 11時) (レス) id: dbb86819bc (このIDを非表示/違反報告)
咲くや - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2019年5月29日 20時) (レス) id: 2369d330ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年5月23日 13時

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