残酷と冷酷と服選び ページ5
アイリスside
｢何言ってるんですか、あの子はまだ小さいのに。｣
胸の内から憎悪が沸き上がる。
あんな小さい子供に何をさせようとしているの。
｢アイリス、抑えるんだ。彼女は数学に対しての強い適正がある。それを悪用されたら一溜まりもない。｣
確かにそうよ、だけど自爆なんて酷い。
｢辛いのは私にも分かる。だから彼女が能力を悪用しないよう、君が教育係に認定されたんだ。｣
そうよね、それなら私がしっかりしないと。
教育係ってことは私があの子を導いてあげないと。
｢分かりました、博士。説明を続けてください。｣
今はあの子を知って、少しでもあの子に幸せになってもらわないと。
あの子が頼れるのは事実上私だけなんだから。
｢おし、彼女には１日３時間程度の勉強を部屋でさせて、１ヶ月に一回1500円分のおこずかいを与えろと書いてある。食事は毎食食堂で食べさせる様だ。｣
ここまではカインと一緒だ。
そのうちあの二人を引き合わせても良いかもしれない。
｢そして後一つ、服などは君が決めても良いらしい。カタログがここにあるから健康診断の結果を見てサイズは決めてくれ。｣
服か。
あの子はアジア系の色白黒髪だから深緑とかが似合いそうね。
けどブライト博士にも一応見てもらおう。
｢ブライト博士、どれが似合うと思いますか。｣
カタログを渡して見せると、ブライト博士はペラペラとページを捲って私に見せた。
｢これなんかはどうだい。落ちついてて良いと思うよ。あの子は色白だし髪もきちんとすれば美人になるよ。｣
見せられたページを見ると、緑色の落ち着いた色合いのワンピースだった。
ブライト博士は変な所で本気を出すから少し扱いにくいわ。
まあだからこの奇人変人の集団の中で上手くやっていけているのでしょうけど。
｢あ、これにしましょう。後はパジャマ等決めますね。｣
パジャマなどを決めると、ブライト博士が大きな欠伸をした。
｢じゃあ、そろそろお開きね。おやすみ。｣
ブライト博士は席を立ち、自室の方へ去っていった。
ギアーズ博士も一礼をした後、席を立って去った。
談話室には私一人が残された。
さて、そろそろ部屋に戻りますか。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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あかり - この小説すごく面白いです！！scpの小説って中々ないので嬉しいです！！更新頑張って下さい！ (2020年3月28日 11時) (
レス) id: bb493c8f2f (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - SCPを夢小説にする人の頭って大丈夫？さん» あ、本当ですか！直しておきますね。警告ありがとうございます。 (2019年10月25日 23時) (レス) id: 69da1a5e62 (このIDを非表示/違反報告)
SCPを夢小説にする人の頭って大丈夫？ - SCP1428ってもういますよアメリカに (2019年10月25日 22時) (レス) id: 37d62ed22a (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - リコリスさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！ (2019年10月20日 14時) (レス) id: 69da1a5e62 (このIDを非表示/違反報告)
リコリス(プロフ) - 大好きです。更新応援してます！ (2019年10月20日 14時) (レス) id: a134e1e242 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天音 | 作成日時：2019年9月21日 17時
