不運と幸運 ページ32
ジェラルド博士side
｢いてて...ごめんよ、キング。｣
まさか壊れた家具に足を潰される何て思いもしなかった。
キングがいてくれて助かったよ。
｢まったく、気をつけてくれよ。｣
キングはそう言うと、部屋の中を漁り出した。
その場に座ったままキングを見ていると、何かを見つけたらしく、それを僕に渡してきた。
｢これ、杖代わりにしとけ。｣
そう言って渡されたのは、ビニール傘だ。
そこら辺のスーパーマーケットで売っていそうな、安い傘。
だけどまだ新しいし、使えない訳じゃ無い。
僕はビニール傘で片方を支えて立ち上がった。
どうかクソトカゲと会いませんように。
アイスバーグ博士side
コンドラキ博士やブライト博士と合流したは良いものの、これからクソトカゲのいる階層に行くならもっと人を集めた方が良いんじゃないか。
無線と探索のお陰でこの階層にはクソトカゲが居ない事が確認されたのは良いんだが。
私とギアーズ博士、そして天才問題児二人。
あいつに一太刀入れるにはどう足掻いても戦力が絶望的すぎる。
せめてクレフ博士は連れて行きたいが、何処に行ったかも分からない。
ちくしょう、何で大事な時に居ないんだよ。
アイリスも居たら役に立つが、さっきから見当たらないし。
他の奴等はショックで動けないのが殆どだ。
無線で呼び掛けようとしても反応は一つ返ってきたら良いほうだ。
もう少し待ってみるか。
ライツ博士side
今、これって何の状況かしら。
アイリスと合流して書類は渡してもらったらしいけど。
ねぇ、クレフ。
貴方、オッサンと言われても可笑しくないのよ。
何で24歳のアイリスをナンパしてるの。
可愛い女の子ならここにいるでしょ。
まったく、ブライトに頼んで連れてって貰いましょ。
私は無線を取り出して、ブライトの無線に繋いだ。
｢あらぁ、ブライト、そっちはどうかしら。取り敢えず何も聞かずに此方の方に来てクレフを回収して頂戴。｣
私はそれだけ言うと、何も聞かずに無線をポケットにしまった。
本当はこんな事してる場合じゃないのに。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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あかり - この小説すごく面白いです！！scpの小説って中々ないので嬉しいです！！更新頑張って下さい！ (2020年3月28日 11時) (
レス) id: bb493c8f2f (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - SCPを夢小説にする人の頭って大丈夫？さん» あ、本当ですか！直しておきますね。警告ありがとうございます。 (2019年10月25日 23時) (レス) id: 69da1a5e62 (このIDを非表示/違反報告)
SCPを夢小説にする人の頭って大丈夫？ - SCP1428ってもういますよアメリカに (2019年10月25日 22時) (レス) id: 37d62ed22a (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - リコリスさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！ (2019年10月20日 14時) (レス) id: 69da1a5e62 (このIDを非表示/違反報告)
リコリス(プロフ) - 大好きです。更新応援してます！ (2019年10月20日 14時) (レス) id: a134e1e242 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天音 | 作成日時：2019年9月21日 17時
