脱走 ページ21
？？？side
不味い。
奴が脱走した。
奴は財団の手には負えなかった。
頼む。
未来を、守ってくれ。
奴を、殺してくれ。
クレフ博士side
お嬢ちゃんとコーヒーを飲んでいると、胸ポケットの無線機から声が聴こえてきた。
｢全..員に告...今..ぐにS..P...82を収..しろ..｣
ノイズ混じりの無線は最後に悲鳴を上げ途切れた。
この無線はよっぽどじゃないと使われない。
そして82が最後に着く危険なSCPは一体しかいない。
クソトカゲだ。
それ以外に考えられない。
｢お嬢ちゃん、ここで待っててくれよ。。｣
お嬢ちゃんは頷いた。
さぁ、仕事の時間だ。
残業代は貰えるだろうか。
ブライト博士side
全く、アメリアは何処に行ったんだ。
こんな状況だってのに。
誘拐されてる場合じゃないぞ。
ポケットを見れば、無線機がさっきの無線を何度もリピートしている。
ボタンを押してリピートを止めると、私は首飾りを握った。
今回はこの体のまま生き延びれると良いな。
トレビェシュット博士side
私は踏み台を使って机の上の無線機を取った。
そしてそれをポケットに入れて、机の中の遺書を確認した。
職員に鎮圧命令が出たって事はエージェント達は全滅かしらね。
まさか全職員が駆り出されるとは思わなかったわ。
まぁ、生き残れないでしょうね。
ギアーズ博士side
私は護身用のライフルを手に取った。
アイスバーグは爆発物を大量に用意している。
こんなライフルだって無いより鎮圧の可能性は高まる。
｢行きますよ、アイスバーグ博士。｣
｢はい、ギアーズ博士。｣
大いなる目的には犠牲は必要になります。
コンドラキ博士side
私はフェンシング用の道具と幻想蝶の入った籠を持った。
手にすりよる蝶を籠に入れてドアを開けると、職員達がパニックになっている。
人混みの中を駆け抜け、あのSCPの収容されているサイトの前では、とっくにブライトやクレフが揃っていた。
｢よぉ、コニー坊や。｣
｢相変わらず癪に触る言葉だな。チャウダークレフ。｣
会う度にするやり取りは何回目だろうか。
次にこのやり取りは出来るだろうか。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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あかり - この小説すごく面白いです！！scpの小説って中々ないので嬉しいです！！更新頑張って下さい！ (2020年3月28日 11時) (
レス) id: bb493c8f2f (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - SCPを夢小説にする人の頭って大丈夫？さん» あ、本当ですか！直しておきますね。警告ありがとうございます。 (2019年10月25日 23時) (レス) id: 69da1a5e62 (このIDを非表示/違反報告)
SCPを夢小説にする人の頭って大丈夫？ - SCP1428ってもういますよアメリカに (2019年10月25日 22時) (レス) id: 37d62ed22a (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - リコリスさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！ (2019年10月20日 14時) (レス) id: 69da1a5e62 (このIDを非表示/違反報告)
リコリス(プロフ) - 大好きです。更新応援してます！ (2019年10月20日 14時) (レス) id: a134e1e242 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天音 | 作成日時：2019年9月21日 17時
