memorynight【オンエア！】 (ページ2)

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久々の学校ページ2

紫音side

夢の中に現れるのはいつも君だった

『紫音まだ引きこもってるのか？』

うるさいな…――――には関係ないでしょ？

『関係あるわ』

なにが？

『なぁ紫音覚えてるか？』

なに？

『―――――――――』

聞こえないよ…聞こえないって

そこでまた目を覚ます

「………またか」

いつも同じ夢、そして同じところで目を覚ます

「はぁ、一回病院行ったほうがいいかな…」

すると、

悠「あっれ？もう起きてたんですか？」

可愛らしい声でひょこっと顔を見せたしょうじｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ少年が顔をのぞき込んできた

悠希「今日は仕事OFFだから学校行くんですよね？」

「あーうん、たまには顔見せないとね」

悠希はニカッと笑い

悠希「じゃあ、途中まで一緒に行きましょ！」

「うんいいよ」

悠希「わーい！」

幻覚だろう…悠希が犬に見える…

～しばらくして～

悠希と分かれ、久々に自分の教室にはいる。
前に来たのはいつだっただろうか…

「…………入りずらい」

ドアの前で手を出しては引っ込めてを繰り返していると

千紘「……何やってるんだお前」

救世主降臨

「千紘……やっぱり持つべきは千紘だよ…」

千紘「おいおい……久しぶりだな」

「うん久しぶり………前回きたのは…」

千紘「5月だよ今が7月だから……二ヶ月ぶりだな」

そんなに来てなかったのか僕は

「あははは……今日はOFFだからめいいっぱい勉強しますよ」

軽い雑談をしつつ教室に入る。
席は変わらず千紘の隣だった。

「あー良かった、千紘の隣じゃなかったらどうしようかと思った」

千紘「お前……少しはクラスのやつの仲良くなれよ？」

「分かってるよ」

千紘は仕事などで一緒になることが多いから仲がいいがほかの人は喋ったことすらない

「…………さぁどうするかねぇ」

千紘「…………とりあえず、俺以外の奴と喋るんだぞ」

この悪魔め…………