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第三十二衝突 ページ41

絵麻と侑介を帰らせ、玖音と2人きりになった
僕は玖音を睨んでいると、玖音が言った

玖「そんなに睨むなよ、かわいい顔が台無しだよ?」

貴「あいにく、僕はこういうのにときめかないんでね、なんの用だ?」

玖「お前も聞いてるんだろ?許嫁の話」

許嫁の話……聞いてる
僕の叔父がこいつとの結婚を許したのだ
それは利益の為、僕はその道具だ

貴「僕はもう、あの家族とは縁が切れてる、僕の実の両親が亡くなり、今の父親に引き取られたところでな」

玖「ふん、そんなの関係ないさ、俺たちにはお前が必要……いや、俺たちのそばにいないと不安なんだよ、お前は俺たちの秘密を知ってるからな」

貴「あっそ、僕を監視する為ね……でも僕には彼氏がいるけど?」

玖「ああ、それはこっちで手をうってるさ」

貴「どういうことだ?」

玖「それはあとのお楽しみさ、うん?人が多くなってきたな……あの件は部下に任せて……俺たちは移動しようか」

あの件?

貴「……わかった」

ついて行った方がそのことがわかるな
あいつ……梓になにするつもりなんだ……?

僕たちはその場を後にした
そして、誰もいない公園へとやってきた

玖「ここだったら、連絡を待てそうだな」

貴「お前、梓になにするつもりなんだ……!」

玖「怒らないでよ、怪我はさせないから」

貴「……」

とにかく様子を見よう……
すると、連絡が玖音にきた

玖「おっと、連絡だ……もしもし?どうだった……うん……うん……うん?何だって!?断った!?本当なのか!!」

なにを断ったんだ?梓は

玖「そうか……なら、次の手しかないな……じゃあ、後でな」

貴「一体なにをした?」

玖「お前の彼氏に交渉したんだよ、一千万やるからAと別れてくれってな」

梓はそれを断ったんだ……
僕を大切に思ってくれてる……そういうことか

玖「欲のない奴だな、まぁ、次の手に入るか」

貴「今度は梓に何するつもりだ!」

玖「あいつにじゃない……お前にだよ、A」

貴「えっ……」

玖音は不敵な笑みを浮かべていた

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設定タグ:BROTHERSCONFLICT , 朝日奈梓 , ブラコン   
作品ジャンル:恋愛
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梓歩(プロフ) - 朝日奈友月@椿光弥愛してるさん» 間違ってましたか!すみません!すぐに直します!ご指摘ありがとうございます!こういうのはあまり気にしないのでお気遣いなく笑 (2018年6月20日 15時) (レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈友月@椿光弥愛してる(プロフ) - 不覚にもp.16,p.17のpercussion(パーカッション)に笑ってしまったw 正しくはpassion(パッション)ですよ(笑) もし不快にしてしまったらすみません… (2018年6月20日 12時) (レス) id: 74f41355c3 (このIDを非表示/違反報告)
朔華龍(プロフ) - よし、じゃあレッツゴー!! (2016年9月23日 23時) (レス) id: 55f8e8ef49 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - だね~! (2016年9月23日 23時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
朔華龍(プロフ) - ってかもうミナコイで話さない?? (2016年9月23日 23時) (レス) id: 55f8e8ef49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梓歩 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年8月10日 4時

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