第八十一衝突 ページ44
兄さんたちが犯人を割り出してくれた
玖音が見覚えがないということは玖音の父さんが差し出した刺客ではない
絵麻のファン……
僕はそれに気づけなかった
絵麻を守ることが出来なかった……
あのときの約束を守れなかった
小さい頃にした……絵麻との約束を……
それは僕が中学１年になったときの時の話だ
絵麻はまだ小学生にもなってない
絵『おねえちゃーん、いっしょにあそぼう〜？』
貴『僕と遊びたいのか？いいよ』
絵『わーい！』
その頃からパパは冒険に行っていていなかった時が多かった
だから僕たちは二人きりで生活していた時間が多く、いつも遊んでいた
貴『今日は何して遊びたい？』
絵『あのねー、おままごとがしたい！』
貴『それ昨日もやったじゃん、まぁいいけどさ』
その日もいつも通り、公園に行っておままごとをしていた
公園の方がいろんなものがあるからだ
いつも通りに遊んでいるとある男の人が近づいてきた
僕は絵麻を後ろに隠した
貴『何の用？おじさん』
絵麻は後ろで震えてきた
すごく恐い雰囲気を持っていた人だから
？『近い将来、君は俺のお嫁さんになってもらうからね』
貴『何言ってるんだ？お前』
？『小さい子の方だよ、じゃあね？』
そう言ってその男は去った
絵『すごく……怖かった……』
貴『なんなんだ……あいつ」』
絵『……っひく』
貴『泣くな、絵麻のことは僕が守るから』
絵『本当に？』
貴『あぁ！お姉ちゃんが守ってやる！』
絵『ありがとう！約束だよ！お姉ちゃん！』
貴『あぁ！約束だ！』
その頃から僕はずっと絵麻のそばで自分なりに絵麻を守ってきた
今でも覚えてる
というか、忘れることはないんだけどね
……そういえばあのときの男の顔……
貴「清香！写真を見せてくれ！」
清「あ、はい……どうしたんですか？A様……」
僕は写真を見た
その男の顔は……やっぱりあのときの男と似ていた
いや、瓜二つだ
この男とあのときの男が同一人物なら……
貴「あのとき言ったことを実行しようとしてるのか！くそっ！」
僕は机をぶん殴った
そしてそのあと、清香に写真を渡して、玄関に向かった
梓「どうしたの！？A……！」
絵麻、守れなくてごめん
けど、すぐに助けに行くから……！
僕は後ろの声を聞かず、そのままその場を去った
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梓歩(プロフ) - 愛理さん» レスが遅れました！すみません！梓が子供になったら更新しました、リクエストありがとうございました！ (2017年4月2日 12時) (
レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - 愛理さん» リクエストありがとうございます！全力で書きます！！ (2017年3月12日 20時) (レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
愛理(プロフ) - もしも、梓が子供になったら・・・ (2017年3月12日 15時) (レス) id: 67fdc22c81 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - 朝日奈友月@椿愛してるさん» 面白いと言ってもらえて安心しました(笑)椿のことがすごく大好きなんですね！ (2017年2月21日 17時) (レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈友月@椿愛してる(プロフ) - ありがとうございます！めっちゃ面白かったです！てか、ヤバイほんとに椿愛してる！もう、大好きすぎて…ニヤケが、はわっ///// (2017年2月21日 17時) (レス) id: 74f41355c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓歩 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fcdc3c39784/
作成日時：2016年10月13日 23時
