第五十四衝突 ページ17
僕はもう……ここにはいられない
僕は危険人物だ、みんなと離れないと
ゆっくりとマンションの廊下を歩く
さようなら……みんな
？「行かせない……絶対に！」
後ろから急に引っ張られた
そして暖かいぬくもりに包まれる
このぬくもり……
貴「梓……」
梓「行かせない……だって君は……」
貴「梓……これは僕が決めたことだ、離して」
梓「離さないよ……」
梓はよりいっそう僕を強く抱き締める
梓……ごめん、もう……僕は止められない
僕のことなんて忘れて、幸せになって
僕は梓の足を踏み、梓の腕の力が緩んだ隙に梓から離れた
僕はそのまま逃げるように立ち去った
梓side
僕は逃げ去るAのことをただ見つめることしかできなかった
僕はAを止めることができなかった
彼氏……失格だな……
梓「くっ……くそっ！」
僕は近くにあった壁を殴った
何度も……何度も
梓「くそっ！くそっ！！」
Aを止められなかった自分のみ無力さに腹が立った
手が赤くなるほど壁を叩いた
いつの間にか涙が出てきて、止まらなくなっていた
椿side
梓……おせーな……
やっぱり説得に時間かかってんだな……
椿「俺、少し様子を見てくる」
右「わかりました」
俺はAの部屋に向かった
Aの部屋に近づくと声が聞こえた
うん……？梓の声だな……
Aの部屋の前を見ると、そこには壁を何回も叩いている梓の姿が見えた
椿「なにやってるんだよ！梓！」
梓「くそっ！くそっ！！」
梓には俺の言葉が聞こえていないみたいだった
俺は壁を叩くのを力ずくでやめされた
梓「兄……さん」
椿「梓……Aは？」
梓「Aは……出て行ったよ……僕はAを止めることができなかった……」
Aが出て行った
あいつ……なに考えてるんだよ……！
梓「僕は……Aを……」
椿「落ち着け、梓」
梓「僕は……」
俺は梓の背中をさすることしかできなかった
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梓歩(プロフ) - 愛理さん» レスが遅れました！すみません！梓が子供になったら更新しました、リクエストありがとうございました！ (2017年4月2日 12時) (
レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - 愛理さん» リクエストありがとうございます！全力で書きます！！ (2017年3月12日 20時) (レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
愛理(プロフ) - もしも、梓が子供になったら・・・ (2017年3月12日 15時) (レス) id: 67fdc22c81 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - 朝日奈友月@椿愛してるさん» 面白いと言ってもらえて安心しました(笑)椿のことがすごく大好きなんですね！ (2017年2月21日 17時) (レス) id: 1eb40d9501 (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈友月@椿愛してる(プロフ) - ありがとうございます！めっちゃ面白かったです！てか、ヤバイほんとに椿愛してる！もう、大好きすぎて…ニヤケが、はわっ///// (2017年2月21日 17時) (レス) id: 74f41355c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓歩 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fcdc3c39784/
作成日時：2016年10月13日 23時
