第８９話 ページ4
時間が過ぎるにつれて、私の心臓の鼓動はだんだん早くなっていた
その理由は……園子に言われたことだ
園《A、ジンクスって知ってる？》
貴《ジンクス？なにそれ》
園《やっぱり知らないか〜、Aってこういうのにむといからね……その観覧車で噴水と光のイリュージョンが始まるときにキスすると２人は一緒にいられるらしいよ〜、やってみな》
貴《そんな恥ずかしいことできるはずでないでしょ！》
園《梓さんと一生一緒にいたくないの〜？》
貴《園子！からかうのはいい加減に……》
園《じゃ、頑張ってね〜》
というわけだ
別にやらなくてもいいんだけど……梓と一緒にいたいし……心に決めたんだけど……
梓「A？どうかした？」
貴「何でもない！」
あ……やってしまった
つい大声で……恥ずかしい
梓「A……何か隠してる？」
貴「だから何でもないって」
梓は納得のいかない顔をしていた
そろそろ時間だ……
梓「A……顔赤いけど大丈夫？」
貴「こっこれは……」
梓「A……さっきからどうしたの？」
やばい……恥ずかしい……
でもここまで追い詰められたら……言うしか
貴「笑わないでよ？」
梓「えっ？うん」
貴「じっじつは…やっぱり無理！」
梓「えっ？言ってよ、気になるから」
そしてイリュージョンが始まってしまった
早くやらないと……
貴「あっあのさ！目、つぶってくれない？」
梓「いいけど……」
よし、自分で……
私は梓の顔に自分の顔を近づけた
あともう少し……
私が思った瞬間、観覧車は止まり、辺りが暗くなった
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梓歩(プロフ) - ありがとうございます！リョーコさんの作品もいつも楽しみにしています！リョーコさんも頑張って下さい！ (2016年10月2日 18時) (
レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
リョーコ - 続編書いてください！！！梓歩さんの作品、楽しみにしているので！！！！ (2016年10月2日 8時) (レス) id: 2844cb4ac1 (このIDを非表示/違反報告)
朔華龍(プロフ) - さんきゅ (2016年9月19日 14時) (レス) id: 55f8e8ef49 (このIDを非表示/違反報告)
梓歩(プロフ) - わかった (2016年9月19日 14時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
朔華龍(プロフ) - 今だけは塾でコレしてるの見逃してね (2016年9月19日 14時) (レス) id: 55f8e8ef49 (このIDを非表示/違反報告)
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