《brothers conflict＆名探偵コナン》テレビ局の闇 (ページ4)

今日:1 hit、昨日:18 hit、合計:56,870 hit

第三話ページ4

みんなで食事したあと、あず兄と二人っきりで話した
ひさしぶりだから緊張するな……

貴「あず兄、元気だった？」

梓「うん、元気だったよAは？」

貴「元気だったよでも……寂しかった」

梓「えっ？」

貴「昔から、大勢でいることが多かったしそれに……」

梓「それに？」

貴「あっ……あず兄がいっ……なかったから……」

あず兄に会えなかったのはすごく寂しかった

梓「A」

そういうとあず兄は私を抱きしめた
あず兄のぬくもり……すごく落ち着く

梓「僕も寂しかった……椿はいたけど、Aがいなかったから」

あず兄も同じこと考えてくれていたんだね
あっ、そういえば……部屋片づけないと……
もう少し話したかったけど、そろそろ部屋に戻ろう

貴「そろそろ……部屋に戻るね…」

あず兄から離れて、自分の部屋に戻ろうとしたとき

梓「A」

あず兄に呼ばれた

貴「なにあずnん！」

振り返ると……唇に暖かいぬくもりが
えっ……キ、キス？

梓「離したくない……」

貴「あず兄……」

本当に寂しかったんだね……
寂しい思いさせちゃったな……
　
梓「もうあず兄はやめて」

えっ？あず兄はやめて？
さっきの離したくないは？？
もしかしてごまかした？あず兄もかわいいところあるな～
でもあず兄をやめるってことは……

貴「じゃあ梓？」

梓「うん、そうして」

梓……初めて名前で呼んだ
すごく恥ずかしい

貴「……」

梓「真っ赤」

今笑った！からかわれてる……

貴「あず兄のバカ！」

梓「あず兄……？」

あっ戻っちゃった……というか……
出たよ、あず兄のS
でも乗っちゃうんだよね……

貴「あっ、梓」

梓「うん、ありがとう」

あれ……梓……赤い？
梓、まさか？

貴「梓……もしかして……照れてる？」

梓「えっ……」

貴「図星だ～！」

梓「……」

あっすごい真っ赤
かわいい！
私は梓の可愛さについ笑ってしまった

梓「A？今笑った？」

貴「さぁどうでしょ」

一応私はごまかしてみた
梓をこんなにもからかえる機会なんてないからね

梓「笑ったよね」

くっ黒いオーラ……やっぱり怖い……
このときの梓って誰も逆らえないよね……

貴「梓……怖いよ？確かに笑ったけど」

梓「………」

あれ……無反応
と思ったら唇に柔らかい感触……まさか

梓「かわいい」

やっ、やられた～！
本当に梓にはかなわないな
こんなときもあるけど、やっぱり大好き
そう思った私だった