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剛典「A〜飲んでるぅ〜?」
『飲んでませんよ、未成年なんですから』
完全に酔っ払ってヘロヘロになった岩さんが千鳥足でこちらにやって来た。
肩にかけられた手をさり気なく退かして対応していると、隣にいた隼が顔って笑いながら言った。
『顔?』
隼「うん、すごい顔してるよ、A。」
そう言って私の真似をした隼。
超しかめっ面。笑
私そんな嫌そうな顔してたかな。
剛典「ひどくなぁい?ね、玲於」
玲於「そうっすね」
なんなんだこの二人は。
そんな岩さんが顔真っ赤にしてこっちに迫ってきたから慌てて突っぱねる。
剛典「A〜」
『あっちいってよ、酔っ払い!』
玲於「だめだ、岩さん全然動かねえ」
自分の彼女かなんかと間違えてるんじゃないの、この人は。
そんな時、思わぬ救世主。後ろからにゅっと現れた登坂さんが岩さんを引っペがしてくれて、マツさん達のいる方へとほおりこんでくれた。
その後の岩さんは言うまでもない。
広臣「大変だね、Aちゃんも。こんな男ばかりのとこに」
『ほんとですよ・・・早く帰りたいですもん』
私がそう返すとくっくっくと喉を鳴らして笑う登坂さん。私その珍しい笑い方、嫌いじゃないんだよな。
広臣「にしても、さっきのAちゃんすごかったね。
あっちいってよ、酔っ払い!って。笑」
『だって岩さんしつこいんですもん・・・』
広臣「まあ許してやって。笑
・・・じゃあ、まあ気をつけてね」
私の隣を一瞥してからそれだけ言うと、登坂さんは敬浩さんたちがいる方へと戻って行った。
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ゆうき(プロフ) - すごく面白いです。これからどうなるのか気になります。 (2020年9月13日 19時) (レス) id: 56d6dad4f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めいこ | 作成日時:2018年8月9日 22時