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隼side
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隼「Aって、登坂さんと仲良かったっけ?」
何やら親しそうに話す二人に首を傾げる俺と、、Aの隣の不機嫌そうな奴1名。
でも、珍しいな。Aって割と玲於みたいに心許すのに時間かかる方なのに。
俺が玲於と仲良くなるのにも随分時間がかかったけど、Aともそれは同じだった。
でもいつの間にかこの三人でつるむようになっていて、いつしか代わりのきかない存在になっていた。
まさかあの頃はこの三人でデビューできるだなんて一ミリも思っていなかったけど。
『んー・・・仲良くはないけど、、』
隼「仲良さそうだったじゃん。ね?」
玲於「・・・ん。」
うわうわ、めんどくさっ!笑
超不機嫌じゃん。昔からほんっと分かりやすいね。
『なんか、登坂さんって一見とっつきにくそうだけど、話してみたら案外そうでもないよ?』
隼「うーん、ていうか、レベルが違いすぎて恐れ多い感じはある」
『ああ、まあそれはあるかな。でも、別にそんな気になんないよ』
ニコニコしてそういうA。あかんよ、この子は。
小さい頃からHIROさんにくっついてダンスをしていたもんだから、先輩に対する緊張感だとかそんなものがどこかへ飛んでいってるんだ。
敬浩さんや岩さんに対してもあんな感じだし。
すごいよ。恐れ知らずって感じで。
ダンスだってうまいし、この前初めてレコーディングしたCDの音源を聞かせてもらったけど、正直びっくりした。
器用だよな、何でもできる。
色々な面において、彼女はずっと俺の尊敬する人だった。
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ゆうき(プロフ) - すごく面白いです。これからどうなるのか気になります。 (2020年9月13日 19時) (レス) id: 56d6dad4f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めいこ | 作成日時:2018年8月9日 22時