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第二十四話 ページ31

あ、そういえば...。


私が義姉に殴られてできた痣を隠すために、マスクをして登校してた時も、

確信はしていなかっただろうが、真っ先に気づいたのは御幸だった。


クラスでも、部活でも、倉持以上に御幸が話しかけて来ていた。


...どれも、当時は鬱陶しいと思っていたものばかりだが。


私は、いろいろな面で御幸に助けられていたのだ。

そして、私が自覚していないだけで、御幸を見る目も変わってきている。


...でも。



貴『確かに、御幸のことが嫌いじゃなくなって来ているのは確か。

  でも、鳴が期待しているような感情はない』


成「ふ〜ん、そうなんだ...俺、Aが一也と賭けしてるの知ってるよ。

  昨日、一也に聞いたから」


貴『...!』



いつの間に...。



成「簡単だから引き受けたのかもしれないけど、

  あの賭け事嫌いなAが、そう簡単に乗るとは思えない。

  多分、Aは自分で気づいてないだけで...」


貴『鳴、もう寝ないと原田先輩に怒られるでしょ。今日はもう切るから』


成「はぁ!?ちょ、まっ___」



止める鳴の言葉を遮るようにして、私は通話を切った。

そして、八つ当たりするかのようにスマホをベッドへ投げ捨てる。



貴『...違う』



私は、御幸のことが好きな訳じゃない。

鳴が変なところで鋭いのは知っているが、今回はただの思い違いだ。


そもそも、私は自分の気持ちに気付かないほど鈍感じゃない。


告白されたときに『私は好きじゃない』と言えなかったのは、

ただ御幸を見る目が前と変わったから。


笑顔に見惚れたのはたまたま。


もやもやする頭を振り、そう自分に言い聞かせた。

―――――――――――――――――――――――――――――

Aさん強がりだなって、書いてておもった(^.^;

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桜餅(プロフ) - 葵さん» ありがとうございます!学校から課題が送られてきて昼間はあまり更新出来そうにないんですが、頑張って更新します!提出物出してないせいで退学になりたくないので← (2020年5月10日 22時) (レス) id: 03f4026521 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 桜餅さん» 笑笑退学。笑笑笑とても面白いです笑続き?の話?笑笑待ってます!! (2020年5月10日 21時) (レス) id: 069bca8089 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - 葵さん» 退学は駄目だぁぁ!!いや退部もお話的に駄目だけども!!←(メメタァ...)自分の間違いなのに地味に笑いましたw教えてくださりありがとうございました! (2020年5月6日 23時) (レス) id: 03f4026521 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - とても面白いです!百一話の、退部届けが、退学届になってます笑笑だいぶ意味が変わると思います笑笑頑張ってください!!!! (2020年5月6日 16時) (レス) id: 8fdb0203bc (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - スピカさん» あらやだ(?)ありがとうございます!←気付かない間に400人も...読者様達には感謝しかないです:(T-T):おっと目から塩水が...← (2020年4月19日 0時) (レス) id: 03f4026521 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜餅 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.pnp/sakuramoti  
作成日時:2019年10月30日 0時

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