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episode139 ページ40

Aside





ヒストリア「みんな、牢の中でいいの?」



貴「ふふっ…ヒストリア、彼はこういう人なの」



ヒストリア「いくらなんでも可哀想じゃ…」



貴「みんなの前でキスはできるのにみんなに話をするのは気に食わないみたい、歳の割には考えが子供よね」



ヒストリア「A怒られるよ…?」



貴「ふふっ」






エレンに差し出された手を握ったあと

私たちは私の前の人生についての話をしていた。



そしたらリヴァイが上から戻ってきて、
牢に入ってきたと思ったら

割れたティーカップにご機嫌ななめで私の手を引いて牢から連れ出した。




ヒストリアはさすがに女王様だからさせないけど、


あんなに口を滑らせるのは、自業自得よ。





ヒストリア「リヴァイ兵長もAには心許してるのね」



貴「そうだったら嬉しいわ」



リヴァイ「ヒストリア、上のやつらが迎えに来てる」



ヒストリア「そうですか…A、話せてよかった。これからも私達はみんなあなたの味方、また話せるよね」



貴「…あなたは女王様、話したい時は命じれば良いわ私にも、リヴァイにもね」



ヒストリア「ふふっ…それじゃあ」







ヒストリアは馬車に乗って、孤児院の方に戻って行った。







リヴァイ「……」








私たちはみんなが掃除をしている牢のに戻るために階段をまたおり始めた。

リヴァイは繋いだ手を一度も離さなかった。






貴「ヒストリアから聞いたわ、地下街での孤児になってる子供たちのこと。
孤児院の設立に協力したらしいわね」



リヴァイ「あぁ」



貴「あなたらしいわね、相変わらず面倒見が良くて嬉しかったわ」



リヴァイ「なんでお前が嬉しくなるんだ」



貴「さあね」



リヴァイ「ったく…ペラペラ喋りやがって」



貴「ごめんなさい」



リヴァイ「思ってねぇだろ」



貴「思ってるわよ?それに知りたがったのはみんなだもの」



リヴァイ「はぁ…」



貴「ねえリヴァイ……」



リヴァイ「なんだ」






みんなと話して…私はみんなと一緒に調査兵団に力を貸すと言った。

でも本当は……


自分のこの焦りを落ち着けたいだけ。


またみんなを…あなた達を利用する。


最期、どんな事になってもあなたは私を好きでいてくれる…?





貴「…リヴァイ、一緒に居てくれてありがとう」



リヴァイ「……なんだ、死ぬのか?」



貴「あなたと一緒ならいいかも」



リヴァイ「それは同感だ」

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猫まる(プロフ) - うたねのどあさん» ばり嬉しです!!ばんばん更新しますねっ!ありがとうございますっ! (12月1日 19時) (レス) id: 29c4ef9e1d (このIDを非表示/違反報告)
うたねのどあ(プロフ) - とても大好きな小説です!夢主の設定や夢主の性格全てが大好きで、思わず一気読みしてしまいました!!更新楽しみにお待ちしておりますね!! (11月30日 10時) (レス) @page48 id: d12e45b1fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫まる | 作者ホームページ:   
作成日時:2023年11月25日 6時

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