14.味方 ページ14
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A「 ふぁ〜、ねっむい 」
午前7時過ぎ、
私は数十分の激闘の末、
布団から出て 下へ降りた。
真緒「 おはよう よく眠れたか? 」
A「 おはよま〜くん。 ばっちりだよ☆」
私はバルくんみたいに 返事をした。
するとお兄ちゃんは、
そうかそうか と笑って頭を撫でてきた。
A「 ……どうしたの??急に、」
真緒「 いや、別に 」
A「 ふ〜ん…、 変なま〜くん。」
そう言いながらソファに座ると、
お兄ちゃんは スっと私の隣に座った。
A「 りっちゃんの迎えは良いの? 」
時計を見れば、
いつもは既に家を出ている時間。
え〜 、
また喧嘩したのかなぁ……??
と思っていたら
衝撃の事実(?)を告げられた。
・
真緒「 凛月なら 風邪引いて休んでるぞ。 」
A「 っは??? 」
お兄ちゃんは 、
「 昨日からな 」と付け足した。
やっぱり最近 無理してたんだねぇ…?
A「 学生って 大変だね〜 」
真緒「 お前が言うな?? 」
イタズラ子っぽく笑ってみせると、
真顔でそう返された。
というか、
風邪引いたとか 聞いてないんですが??
A「 よぉし、もう一眠りしたらお見舞い行こ 」
真緒「 …担任の先生にも会ってこいよ?
お前のこと 心配してたぞ。」
A「 え、まじ?明日行く。 」
うわぁい、
木ノ本先生(担任) 私のこと大好きじゃん。
すると お兄ちゃんは、
呆れたようにため息をついた。
え、仕方ないよねぇ…?
だって、
優先すべきは睡眠とりっちゃんだから 、
真緒「 んじゃ、そろそろ行ってくるわ 」
A「 行ってらっしゃい 」
心配そうに 私をみるお兄ちゃん 。
大丈夫、
ヘマはしないよ(多分)
真緒「 ……何かあったらすぐ呼べよ? 」
A「 分かってるよ、
お兄ちゃんってば 心配性だな〜♪ 」
真緒「 ったく、お前な〜」
「 俺は真剣なんだぞ〜 」
と言いながら 靴を履くお兄ちゃん
私は ぎゅっと袖を握った。
真緒「 どうした?? 」
A「 ……
無理 しないでね、待ってるから。 」
最近何か悩んでるみたいだけど 、
私は ずっとお兄ちゃんの味方だから 。
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真緒「 っ…ありがとう 。
お前もあんま 力みすぎんなよ? 」
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白瀬。(プロフ) - コメント失礼します!この作品すっごく好きです……更新頑張ってください!! (2022年4月1日 9時) (レス) @page26 id: 0db3fac11b (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - とーふさん» 初コメありがとうございます!!すっごく嬉しいですっ精一杯頑張ります!! (2022年2月13日 9時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
とーふ(プロフ) - 初コメ失礼いたします!真緒くんと凛月くんとのやりとり大好きです~!これからも更新頑張ってください! (2022年2月11日 21時) (レス) @page17 id: a9336fcc7d (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 響木さん» はわ!!そう言って頂けて光栄ですっ最高に嬉しいです!(初コメ感謝です有難う御座います!精一杯頑張ります!!) (2022年2月11日 18時) (レス) id: 4a169714af (このIDを非表示/違反報告)
響木(プロフ) - あーーー!!!尊い!!え、ヤバいんだけど.....!!超好きです!ほんと、しんどいぃぃ....!(初コメすみません、ほぼ衝動書きです。もう、めっちゃ好きです!頑張ってください!) (2022年2月11日 17時) (レス) @page17 id: 36aa791620 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みるくてぃー | 作成日時:2022年2月5日 18時