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それから2週間に1回はデートをするようになっていた。

高尾くんに気を遣わせ過ぎているのかと最近心配。


あともうひとつ。



高尾くんに笑いかけられると最近動悸、息切れ、きつけが激しいのでぜひ誰か救○を。


『あ、おはよう高尾くん、緑間くん。』



高「おはよ。」


緑「おはようなのだよ。」



いつも私の家の前でチャリアカーで待っている2人は近所の名物となっている。

そりゃそうだ、イケメン2人がチャリアカーに乗っているなんてところなかなかない。



『じゃーん』



高「けーん」



『「「ぽん!なのだよ」」』




『え、あちゃー!私かー。』



『ほら乗った乗った!』




さて、このチャラ男と変人美少年には乙女の体力をどう思っているのだろうか。



『おいしょ、おいしょ、だー!疲れた!ほら信号!』



緑「いつも思うが、本当に馬鹿...」



『力が抜けてんだけど。』


高「まあまあ、ほらじゃんけんぽーい」







『なんでだよっっっっ!!!』





高「まあ、そうなるとは思ってた。」



緑「それな。」



軽くキレそう...。




他愛もない話をしながら着いた学校。



『おはよー!』



「おは、おはようございます!赤司先輩!」



高「あ!昨日のLI○E返せなくてごめんなー!」



「全然いいよ!今日返してよねー!」



あの女の子と何喋ってたんだろ。



緑「...」



高「どしたの真ちゃん」



緑「お前らは自分が人気あるという自覚がないのか。毎朝出来るこの花道はなんだ。」



「「「緑間くーーーん!」」」



緑「む...?」


黄色い歓声に首を傾げながら手を振る緑間くん。



「「「「きゃあああああああ!手振り返してくれた!」」」」



「「「まじ緑間様!」」」




『お前もな。』



緑「何がだ?」




『てか、今日私日直かも。』


高「急ごうぜ。」

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作者名:みづぉ | 作成日時:2021年8月29日 1時

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