17.居酒屋という名の… ページ17
[A]
アラジンくん、アリババくん、私、ジュダル
の順番でテーブル席に座った。
A「ところでアリババくん。
ここのお店は居酒屋なの?
女の定員さんが多いから普通の店と違うのかな?」
アリババ「え、えっと…そうです!
ここは普通の居酒屋ですよ!ほらほら!
Aさんも早くお酒を頼んで下さい〜!」
なんだか誤魔化されたような気もしたが、
メニューを渡されてテンションが上がる。
A「お酒っ!
どれにしようかな〜ってあれ……ジュダル!?」
メニューを見て選んでいたら
ジュダルに没収されてしまった。
ジュダル「この間俺の酒少ししか飲まなかった癖にベロンベロンに酔ってたじゃねぇか。
ガキはジュースな。」
A「えぇー、ちょっとくらいいいじゃん!
メニュー見せてよ!」
ジュダル「駄目だって……おい!」
メニューを取り返すために
ジュダルの隙があるうちに取ろうとしたら
気づかれて手の届かない高さまで
持ってかれてしまった。
ジュダル「ぷっw身長小せぇな。」
A「私だって本気出せばこんなのー!
おりゃ!………もう一度よっと!!」
ジャンプして背伸びしてるジュダルに対抗するが、
全然メニュー表に届かない。
くそーー!悔しい。
もう一度!!
ジュダル「ははっ!
勘弁したらそろそろ……っておい!?」
A「あれ!?…………ぎゃぁぁぁ!」
バタン!!!!
ジャンプしてた表紙に床につまずいて、
そのままジュダルに向かって
思いっきり倒れてしまった。
A「あれ……痛くない。
ジュダル!?!」
痛くないと下をみたら、
ジュダルが床と私の間に入ってクッション状態になっていた。
ジュダルの鍛えられた胸筋や腹筋に
もろそのままくっついてる。
え、私今ジュダルの上に乗ってるってこと!?
ことの状態が分かりボワッと顔から熱が。
A「あぁぁ!ごめん!大丈夫?」
ジュダル「痛てぇ。
つーかいつまで乗ってる気だ?」
A「あ、ごめん!!」
慌てて降りて、
彼が起きるのを手伝う。
ジュダルにごめんねと謝ってると後ろから
アリババ「皆そうやって!!
もういいもん!お姉さん!
この店のNo.1の子お願いします!」
拗ねながら何かを頼む
アリババくんがいた。
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作者名:花月 | 作成日時:2020年10月16日 2時