16.モテない男、モテる女 ページ16
[A]
何だかんだアリババくんにのせられ、
4人である店に入った。
女の定員さんが多い、
居酒屋みたいなところだ。
こんな所煌帝国にあったんだ。
アリババ「な！男のロマンだろ！！」
ジュダル「はぁ？興味ねぇな。」
アリババ「なんだよ。
ここにくれば誰でもモテるんだぜ〜」
ジュダル「金の力じゃねぇかよ。
お前モテないからここに来たとか？w」
アリババ「…………………。」
バカにするように笑うジュダルに対して、
アリババくんは魂が抜けたように
固まってしまった。
あ、察し。
アリババくんモテないんだ。
体育座りして落ち込んでる
彼の肩にそっと手を置いて
A「アリババくんまだ若いじゃない！
人生これからよ！意外とすぐ側にいる子に限って自分の事好きでいてくれてる子が多いんだから〜。」
アリババ「えっ！てことはAさんも
側にいてくれてるのでもしかして！？」
A「なんでそうなるのかな！？」
ジュダル「つか、アリババより
俺の方がAといること多いだろ。」
さらっと爆弾発言したよこの人!?
アリババくんはムッとした口調で
ジュダルに対抗するように
アリババ「でもAさんめっちゃ美人だし、
強いしモテそうだからなぁ。
ジュダルなんて眼中になさそうですけどねぇ〜。」
なんて更に爆弾発言をしだした。
ちょっとアリババくん！？
そんなこと思ってないけど、否定したら好きみたいに思われるし辞めてくれないかな！？
いや好きなんだけど、バレちゃうから！
アリババ「実際のところ、告白とかされたことないんすか？」
A「まぁあるっちゃあるけど…」
アリババ「ほらー！ジュダル聞いたか！
Aさんはモテてるんだぜ！
そっか…モテてるのか……」
アリババくんどやるところ違くないか!?
そして直ぐに落ち込みだし体育座りしだした。
A「どうしよう…ねぇジュダルってあれ！？」
壁際からダークオーラが流れてる感じがし見ると、
体育座りして落ち込んでる影がもう1人。
ジュダル「いや、別に。」
もーー！
席に着く前からこんな重たい空気嫌だよ！？
アリババくんはアラジンくんに、
ジュダルは私が無理やり引きずり立たせ、
用意されてたテーブル席に座った。
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作者名：花月 | 作成日時：2020年10月16日 2時
