7枠*同行 ページ8
少し考えたような顔をした後、
「あぁシン、それとAも連れていってよろしいですか?」
彼女は非常に優秀だ、シンの監視役に向いている、と言ったジャーファル。
いやいや、冗談じゃない。
私なんて剣術を少しかすった程度の並の魔導師である。
王の護衛に向いているとは思えない。
きっと王も許可しないはず。なのに。
「あぁ!いいぞ。」
そんな軽く許可しないで下さいよ。
「私、戦闘能力がないので護衛に向いてないと思います。辞退しても宜しいでしょうか。」
申し訳ないが、断った方が賢明だろう。
「ダメだ。Aは頭の回転が早いからな」
頭の回転が早いだけで護衛が務まるのだろうか。
万が一問題が起こった時にAが居てくれた方が心強いといっていたが、
ジャーファルが居るんだし、私は必要ないと思う。
とりあえず、私の名を挙げたジャーファルを睨んでおく。
私の視線に気づいたジャーファルは意地悪な笑みを浮かべており、
私は拒否させろ、と口パクで言った。
・
結局そのままバルバットへ行くメンバーが決まり、解散となった。
……物凄く叫びたい気分である。
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作者のれんげです。
hit数70超えありがとうございます!
そしてブックマーク、評価、作者登録まで…!
初作品なのに読んでくださる方々がいて嬉しい限りです!
これからも頑張りますので、応援していただけたら嬉しいです。
れんげ
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夢の番人 - とても面白い話しです!見てて好きだなーって思いました!!これからも頑張ってください!応援してます! (2017年2月23日 21時) (レス) id: 94468bca56 (このIDを非表示/違反報告)
れんげ(プロフ) - あまおうさん» 初めまして!ありがとうございます!そういっていただけると、とても励みになります…!これからも頑張ります! (2017年1月19日 21時) (レス) id: 79895c30ee (このIDを非表示/違反報告)
あまおう - あと、初作品なのに地雷踏んでなかったり、わかりやすくてさすがだと思います!笑 このまま是非更新してください!! (2017年1月18日 19時) (レス) id: 85dee18d4e (このIDを非表示/違反報告)
あまおう - いいですね! 設定がとても好きです! 応援しているので、これからも頑張ってください!! (2017年1月18日 19時) (レス) id: 85dee18d4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れんげ | 作成日時:2017年1月12日 0時