藍色。【黒バス】

藍色。24 ページ28

時は飛んで、昼休み




私は屋上で寝ようと思っていたところだった




私が教室から出ようとした時、偶然大輝...青峰君に会った




「あ...A...」




青峰君の隣にはアイツもいる




私はその横を通りすぎようとした




だけどそれは誰かの手によって遮られる




「っ待って!!」




それはもう聞きたくないアイツの声




女の子らしいソプラノの声




(もう、聞き飽きたよ。その声...)




私は面倒くさそうに青峰君達を見た




『もう、見たくないって言ったよね』




「ッ...!!!」




今にも泣きそうなのを堪えるアンタは、何しに来たの?




『金輪際、私の生活に関わらないでって言ったよね?もう忘れたの?』




やっぱり、コイツと話してるとイライラする




「....ッごめんね」




そう言って、走って行った




「おいさつき!!......彼奴、ずっとAに何したのかなって言ってたぜ。何したかぐらい教えてやってもいいだろ...?」




(アンタまで、アイツの味方するんだね。大輝...)




「だから何?教えなきゃわかんないような奴には、教える義理はないね。そんなことぐらい自分で考えなよ、"青峰君"』




「っ!!!もう、大輝って呼んでくんねーんだな...」



(当たり前じゃん、そんなの。さつきに同情する奴なんて、大ッキライだしね)



『もう話は終わり?私急いでるの。じゃあね』




「あっおい!!」




私は青峰くんの声を聞かないで早歩きで屋上へ急いだ

藍色。25→←藍色。23

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す