【マギ】モブがダンジョンを攻略した結果。

20.モブ強くなる。 ページ21

A「…」ばっ！


後ろを振り向く…が、だれもいない。



カサッ



今確かに物音が聞こえた。！





A「誰！」




？「ごめんなさい！！」




赤い髪の可愛い女の子。



？「私は紅玉よぉ…実は……その…お友達になりなさい！！」



命令型！？



A「え、はい！」



紅玉「あなたはAよねぇ」


A「何で私の名前を？」





紅玉「ふふふ…後でわかるわぁ。またねぇ！」








どうしたのかな…









、






「はぁ！」

「やぁ！」




鍛錬の声が聞こえてくる。



そういえば、アリババと戦えるようにするって言ったんだった。




ここで教えてもらえるかな、戦えるようにならないと…！






？「こんなところで立ち止まってどうかされたんですか？」



A「すみません！あの、ここで鍛錬させてもらうのは不可能でしょうか？」




？「いいですよ。はじめはそこに座って見ていてください。」






「あ、俺は白龍です。あなたは…A殿ですよね？」



いや、何で知ってるの！？









、








きんっ！




見てます。めっちゃすごい！



練習試合みたいなのをやってる。






白龍「ふぅ…A殿！A殿もそろそろやってみませんか？」



A「はい！」








、





って、いきなり戦えって！？



白龍「A殿と手合わせするのは、この人です。」



兵「ははは！お前か！ひょろひょろだなっ！」



うわっ、バカにされてる！




ぶっ潰す！



白龍「それでは始めます。



はじめ！！」









、








兵「かかってきな！」




完璧に舐めている。


でも、こういうときが一番隙だらけなんだ。






剣術はシンドリアで嫌という程みた。いや、見ていた。





シャルルカンさんの剣術やアリババの王宮剣術。




だれも見てないところでやってみたら案外簡単に習得できた。





A「なら、実戦で試すのみ！」




まずは相手の不意打ちをつく。



バッ！


兵「くっ！」





相手の不意打ちをつけば、バランスは崩れる。ここで王宮剣術を使うと…





兵「降参だ！！」




首元に当てた剣をみて焦りながら降参してくる。





白龍「そこまでっ！」




白龍さんの掛け声で戦いは幕を閉じた。









、









白龍「すごくお強いんですね！」




A「ありがとうございます。」





白龍「よければ今度は俺と戦ってください。」



A「喜んで」

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