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ある男の大事な日.2 ページ6

そんな調子の沖田を見ていた近藤と副流煙を撒き散らす土方。
そして土方が口を開く。


土方「近藤さん、アイツなんであんな機嫌良いんだ?大事な日とか言って…」


と相変わらず瞳孔カッ開きで近藤に問う。
すると先程沖田に凹られた山崎と原田も話に加わる。
すると近藤は「あれ?言ってなかった?」と続け言う。


近藤「実は今日
.
.
.

Aちゃんが(みやこ)から帰って来るんだよね」

「「聞いてねぇぇよ/ないです!!!ッッ」」



そう今日は我等が総長が数年ぶりに京から此処、江戸への帰還日なのだ。
それは隊士皆嬉しい事で土方もその1人であるのは言うまでもない。


土方「ところで近藤さん」


煙草の火を消しながら土方は近藤に言う。


土方「Aはいつ頃来んだ?迎え入れの準備したほうが…」
沖田「それは問題ありやせんぜ」


土方の台詞に偶然か狙ってたのか被せる総悟。
そして総悟はドヤ顔で言う。


沖田「Aさん迎え入れる準備は俺が全部しやした」


_____ガラッ
と、目の前の部屋の戸を開ける。
するとそこには色とりどりに飾られた宴場。

準備の早さか宴場の派手さに驚いたのか知らないが口を開け唖然とする土方と山崎、原田。
その中近藤さんだけは総悟の頭をポンポンと撫でながら


近藤「本当、奏ちゃん関係になると行動が早いな!」
と誉めた。

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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...  
作成日時:2020年8月2日 21時

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