21枚目 ページ28
男1「先生ぇ!なんで堀が白雪姫なんですか?姫って柄じゃ無いっすよ…」
男2「…普通もえのんだろ?」
先「お前ら何言ってんだ?白雪姫と言ったら黒髪で色白いだろ?萌乃は茶髪だしなー」
他人より色白だったせいで、黒髪だったせいで、私は白雪姫になってしまったのか。
ア「白雪姫…ブフッ」
貴「あ〜!笑ったな王子様め」
ア「でも、相手役がお前ならやりやすいな」
貴「そうだね( ˇ-ˇ )」
それから劇の練習が始まった。
白雪姫の演技は先生が直々に指導して下さるらしい。王子様の演技は萌乃さん(男子も少々)が担当らしい…
先「台本忘れたから取ってくるな!堀はそこで待ってろよ。」
貴「了解ッス!」
私は理科室で待っていた。窓から外でショートムービーを撮っている生徒達が見える。
ボーッとしていたら背中を叩かれた。
貴「先生早いでsって…ええ!?」
金「久しぶりだね。」
貴「金木さんここの生徒でしたっけ?」
金「Aちゃんに会いたくてね。あっ…この制服はちょっと生徒から剥いだ( ^ω^)ニコッ」
貴「金木さん…意外と乱暴ですな」
金木さんに、劇の話をした。白雪姫役になっちゃった事を言うと、「ぴったりな役だね!」と笑っていた。金木さんは絶対王子様役だなぁと心で思ったのだった…
金「そろそろ行かないと見つかっちゃうな」
貴「気を付けて下さいね(^_^;)」
金「また今度ゆっくり話そうね。」
金木さんは理科室の窓から飛び降りた。
白い髪が風に揺れている。綺麗だなぁ…アヤト君とは違った美しさを感じて、シャッターを切った。カメラを今日は忘れて無かったよ〜(´இωஇ`)
先「遅くなったわ…さぁ始めるか」
文化祭が成功するといいな。
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作者名:ヨミ | 作成日時:2016年8月7日 4時