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女鬼 ページ28

私は状況報告のため、石垣より飛び降りた。
土「咲耶、なにがあった?」
貴「禁門の変にて鬼と名乗った3人の鬼が来ていました。彼らは千鶴を狙っていましたが、その理由はわかりません。」
土「千鶴、なにか心当たりはあるのか?」
雪「いえ...私にもよく...。」
土「そうか。まぁ、何事もなかったなら良い。各自持ち場に戻れ。」
原「あいよ。千鶴、行くぞ。」
雪「はい!」
副長、原田さん、千鶴が各自の持ち場に戻っていく中、斎藤さんだけはそこにいた。
貴「斎藤さん?」
斎「怪我はなさそうだな。」
貴「はい。大丈夫です。」
斎「...本当になにもなかったのだな?」
貴「......彼らは、千鶴が女鬼だと言っていました。」
斎「鬼というものが本当に存在すると?」
貴「私の祖母も鬼であったと父から聞きました。千鶴の双子の兄、南雲薫も鬼です。」
斎「つまり、鬼血が咲耶にも流れていると。町で助けた女子が雪村の双子ならば似ていることにも頷ける。」
貴「女鬼は貴重だと、」
斎「だからこそ奴らは雪村を狙っている、か。」
貴「ですが千鶴は自分が女鬼だということを覚えていません。ですから、その...」
斎「...仕方あるまい。この話は俺の胸の内に秘めておく。いずれ時がくるのだろう?」
貴!!「ありがとうございます。」
斎「暗い顔をするな。誰にでも守りたいものはある。」
貴「斎藤さん...。」
斎「任務に戻るぞ。」
貴「感謝致します。」
私は一礼し屋根へ、そして石垣へ飛び乗り、斎藤さんと頷き合い任務を続けた。

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シルバーウルフ - 最初から全て読ませてもらいました。凄く面白いです!!!!(o・ω・o)更新再開楽しみにしてます。(*^^*) (2020年8月7日 15時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
咲耶(プロフ) - ノドカさん» ありがとうございます!どんどん更新できるように頑張ります!応援ありがとうございます! (2018年1月27日 20時) (レス) id: 5d27d89fab (このIDを非表示/違反報告)
ノドカ - とても面白いです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年1月27日 19時) (レス) id: 94062155e7 (このIDを非表示/違反報告)
咲耶(プロフ) - ミリアさん» とても嬉しいです!更新を早めにできるように頑張りたいと思います。今後の作品の参考にさせて頂きますね。応援ありがとうございます! (2017年12月3日 0時) (レス) id: 5d27d89fab (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみです今後他の作品を作る予定があったら薄桜鬼とコラボかトリップか転生したワールドトリガーの三雲隊か三輪か天羽の姉か妹かアニメKの作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも更新頑張って下さいね (2017年12月1日 15時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲耶 | 作成日時:2017年9月9日 18時

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