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寒気と殺気 ページ27

二条城に14代将軍、徳川家茂公が入られた。
新選組は二条城の警護をすることになり、私も見回りをしている。
千鶴も警護に参加していて伝令役をしている。
そのことがあってか今日は嫌な予感がしてしまう。
貴(なにもないといいけど...)
周りを警戒しながら慎重に移動する。
ぞくり...
急に感じた寒気と殺気。
貴(嫌な予感ほどよく当たるって言うけど...)
振り返りそこにいる3人の鬼と向き合う。
貴「このような所に何用ですか?」
風「久しいな雨宮咲耶よ。今宵は雪村千鶴をもらいに来た。」
貴「はい、どうぞ。と渡すとでも?」
風「思わんな。」
不「風間に盾突くなんてあんた面白いな。」
そう言い近づいてくる不知火さん。
貴(ーっ来る!)
刹那、互いの首と眉間に刃と銃口を突きつける。
不「反応したか。」
にやっと口元をゆるめ見下ろしてくる不知火さんを睨みつける。
不「おーこわっ。天霧のこぶしに反応したと聞いたが本当らしいな。」
銃口を眉間から外し少し離れた不知火さんに私も刀を収める。
天「雨宮君、なるべく穏便に済ませたいのですが。」
貴「あなた方はなぜ千鶴を狙っているのですか?」
風「女鬼は貴重だ。人間共の手中に置いておくのには惜しい。」
貴「ですか、千鶴はそれを覚えてない。」
風「なに?」
貴「千鶴の身は新選組が預かっています。下がっては貰えませんか?」
不「...おっ、お仲間さんが来たみてぇだな。」
目線を下へ移した不知火さんに、風間さん、天霧さん、私もそちらを見た。
こちらに向かって走ってくる副長、斎藤さん、原田さん、そして千鶴。
天「風間、ここで争っても無意味でしょう。」
風「雪村の姓に東の鬼の小太刀...確認は叶った。行くぞ。」
不「じゃあな嬢ちゃん。」
風間さん達は争うことなくその場から姿を消した。

女鬼→←いつもより



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シルバーウルフ - 最初から全て読ませてもらいました。凄く面白いです!!!!(o・ω・o)更新再開楽しみにしてます。(*^^*) (2020年8月7日 15時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
咲耶(プロフ) - ノドカさん» ありがとうございます!どんどん更新できるように頑張ります!応援ありがとうございます! (2018年1月27日 20時) (レス) id: 5d27d89fab (このIDを非表示/違反報告)
ノドカ - とても面白いです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年1月27日 19時) (レス) id: 94062155e7 (このIDを非表示/違反報告)
咲耶(プロフ) - ミリアさん» とても嬉しいです!更新を早めにできるように頑張りたいと思います。今後の作品の参考にさせて頂きますね。応援ありがとうございます! (2017年12月3日 0時) (レス) id: 5d27d89fab (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみです今後他の作品を作る予定があったら薄桜鬼とコラボかトリップか転生したワールドトリガーの三雲隊か三輪か天羽の姉か妹かアニメKの作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも更新頑張って下さいね (2017年12月1日 15時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲耶 | 作成日時:2017年9月9日 18時

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