あ”ー、はいはい、どうせ僕がどうしたってカモですよ！もう！【文豪ストレイドッグス】

書類が十四枚 ページ16

奏鈴side


事故(?)から数日後、


中也(ちゅやーん)と出掛けに行くことになりましたぁ


いぇい☆


いや、いぇい☆じゃねーよ！！！！



まぁ？相野と会わないし？



最高かもしれないけどね☆



中也「おい...？
何考え事してンだ？」


奏鈴「ん？嗚呼、やなやつと会わないし、最高だなぁ、って思ってた」


中也「......其奴は誰だ、
俺がぶっ殺してやる」


奏鈴「殺すな殺すな、
中也、やめろ」


中也「...おう」


奏鈴「...相野」


中也「あ、教えるっちゃ教えるンだな」


奏鈴「うん」



え？教えないわけないでしょ、



約束守るよ？僕。



？？？「ばぁ！」


中也「う...うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！？！？！？！？！？！？」



奏鈴「いや、驚きすぎでしょ」


中也「な、何で手前がここにいる...！」


奏鈴「あ、太宰さん、
やほー」


太宰「やほー」


中也「な、何で普通に話してンだ...？」


奏鈴「ん？」


中也「い、いや、何でもねぇ」


奏鈴「そっか」


太宰「...げ」


中也「やっと気付いたかよ、
真逆、俺が小さくて見えなかったとかじゃねえよな」


太宰「うーん、違う。
見たくなかったから視界に入れなかっただけ」


中也「...」


太宰「じ、じゃあねー」


中也「...はぁ」



...太宰さんって、色んな人に迷惑かけてんだな...

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