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ニセモノ21 ページ22

赤司くんのビックリ発言に驚くサークルの人たちと、あんぐりの私。
当の赤司くんは凄く楽しそうに笑っている。






「え、あの、赤司くんのなんて…?」


「彼女」


「おま、まじで…!?」


「俺がこんな嘘吐くと思いますか?」


「あり得ないのだよ…」








私を抜いてどんどん進んでいく話。
何だこれ、前にもあったぞこんなの。







「ねぇねぇ、赤ちんの彼女〜。お菓子持ってない〜?」


『え?』







不意に話しかけられ辺りを見回す。
目の前には誰かの足。……足っ!?
バッと上を見上げればそこには紫色の髪の人。
おうおう、デカイなおい。







『お、菓子?今練習中じゃあ…』


「ん〜?今休憩だからいいの〜」








いや、休憩も練習の一部では…。
まぁ、いいか。お菓子あげるぐらい。
そう思い、道着を探っていると、今度は赤司くんに呼ばれた。







『何ー?なんかもう道場帰りたくなってきた…』


「その前に桃井たちの質問に答えてやってくれ」








赤司くんのその言葉に前の人たちに目を向ける。
そこには真剣な面持ちの桃井さんたちが。








『えっと、何でしょう……?』


「うん、単刀直入に言うね。赤司くんとどこまで行ったの?」








……ん?ドコマデイッタ?








『はぁぁぁぁああああ!?』


「赤司に聞いても全然答えねぇからよ」








虹村先輩の言葉にキッと赤司くんを睨む。
何を余計なこと言ってるんだね君は!!
私がそう言う視線を送ると言いたいことが分かったのか、ぷいっと顔を背けた。
あぁっ!!逃げた!







「で、どうなのだよ」








まだ話したことすらない緑間くんに改めて問われる。
どうもこうも、私たち偽の恋人なんですけど!?









どうすればいいか分からなくなった私は赤司くんの腕をガッと掴み、彼を体育館から連れ出した。

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設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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にくじゃが(プロフ) - ののかさん» ありがとうございます〜(*^^*)作品出すの勇気いりますよね!分かります。私もこの作品出す時ドキドキしながら出しました笑どんなタイミングでもそう言っていただけるのは嬉しいです!ありがとうございます!! (2015年9月23日 15時) (レス) id: d85cedf14b (このIDを非表示/違反報告)
ののか - すごく面白いです!私も出したいけど出来たらこんな感じでいい話にしたいな〜なんてね!完結おめでとうございます!((今じゃあないけどね…笑 (2015年9月23日 14時) (レス) id: 36662ddfca (このIDを非表示/違反報告)
にくじゃが(プロフ) - Yoonaさん» ありがとうございます(T_T)お陰様で完結する事が出来ました!!読んでくださりありがとうございました!! (2015年8月12日 20時) (レス) id: d85cedf14b (このIDを非表示/違反報告)
Yoona - 完結おめでとうございます(*´∀`*)おもしろかったです! (2015年8月12日 17時) (レス) id: 9cb78d64a3 (このIDを非表示/違反報告)
にくじゃが(プロフ) - Raraさん» ありがとうごさい(*^^*)頑張ります!! (2015年7月17日 20時) (レス) id: d85cedf14b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にくじゃが | 作成日時:2015年5月6日 23時

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