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side A
悲「私は、Aの事を信じられなかった。根拠も証拠もない噂に流され、Aを憐れだと罵倒した……本当にすまなかった。どうか、許してはくれないだろうか」
『もちろん、ですよ。私にはわかります。悲鳴嶼さんは、あの時少しでも私の事を信じてくれてたって。ただ、他の人に流されてしまったりしただけなんですよね。』
そういい、悲鳴嶼さんの大きい手を握った。
『また一緒に、猫触りましょう?』
悲「A………」
悲鳴嶼さんの目から、涙が伝う。
そして、嬉しそうに微笑んだ。
悲「ありがとう…こんな私を許してくれて」
『えへへ、返事に困りますよ』
そうして、私たちは笑いあった。
悲「ところで、A」
『何でしょうか』
悲「何故、鬼殺隊を辞めたのだ?」
『へ、?それは…』
悲鳴嶼さんからの質問に、少しビクッとする。
悲「Aは、鬼に強い憎しみを持って鬼殺隊に入っただろう?それなら、簡単に鬼殺隊を辞めるのは、おかしいと思うんだ」
『……やっぱり、鋭いなぁ。悲鳴嶼さん、ここだけの秘密ですよ。実は私…』
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こぉひぃ - ↓すいません、同一人物です… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ささらぎ - ぽんちゃんさん» うあぁ…ちょっとお話が浮かんできちゃいます… (2020年6月23日 23時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 全員と仲直りした途端また、徐々に悪い噂とかが出たりして (2020年6月23日 7時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
こぉひぃ - いちごきゃらめるさん» わぁああ!ごめんなさい!直しておきます! (2020年6月7日 3時) (レス) id: a05fff6e52 (このIDを非表示/違反報告)
いちごきゃらめる(プロフ) - 甘露寺の字違いますよ。 (2020年6月6日 12時) (レス) id: 654b6b5b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こぉひぃ | 作成日時:2020年3月21日 22時